「Xiaomi 15」のカメラでミラノの街をモノクロ撮影してみた

2025年4月18日(金)16時34分 マイナビニュース


日本でも販売中のシャオミの高性能スマートフォン「Xiaomi 15」シリーズ。デジタルカメラのような外観になるキットが使え、強力な望遠カメラも搭載する「Xiaomi 15 Ultra」に注目が集まっていますが、本体の大きさが一回り小ぶりな「Xiaomi 15」も性能は負けていません。特に152.3×71.2×8.08mm、191gというサイズ感から持ちやすく、使い勝手も良好です。
Xiaomi 15はサイズが小さいながらも性能は高く、チップセットはクアルコムの最上位モデル、Snapdragon 8 Eliteを搭載。バッテリー容量は5,240mAhで、急速充電も90Wと高速です。ディスプレイは6.36インチながら解像度は1,200×2,670ピクセルと高く、輝度も3,200nitsと明るくなっています。カメラはライカと協業した高性能なもので、広角、超広角、3倍望遠いずれも5,000万画素という仕様です。カメラとして使うときも小ぶりな本体は持ちやすいと感じます。
今回はミラノデザインウィークの取材でイタリアのミラノを訪問、雰囲気のある街中や、イベントの写真をXiaomi 15で撮影しました。片手でも握りやすく、カメラを起動した後の撮影モードの切り替えも楽に行えるなど旅先で使いやすい本体サイズだと感じました。
Xiaomi 15には撮影モードとして自然な色合いをそのまま記録できる「LEICA Authentic」モードと、AI補正による映える写真にしてくれる「LEICA Vibrant」モードがあります。古い建物が立ち並ぶヨーロッパの街中はLEICA Authenticで撮影したほうが建物の質感や街並みの雰囲気、歴史的な空気感を忠実に再現できるようです。さらにフィルターでライカのモノクロモードを使ってみると、カラーとは異なる、味わい深い景色を記録できると感じました。そこで、最新スマートフォンの最高のカメラを使いながら、あえてモノクロで撮影してみることにしました。
ミラノ取材滞在中のとある1日、という感じで朝から夜まで撮影してみます。まずは朝。地下鉄に乗って目的地まで向かいます。ミラノ市内は地下鉄とトラム、バス網が発達しており、公共交通機関で自在に動くことができます。
ミラノデザインウィークはミラノの街中のあちこちで様々なイベントや展示が行われます。そのため1日2万歩程度歩き回ることになります。そのため朝もゆっくり出発したほうが、夕方まで体力を持たせられるでしょう。お昼前の出発なら地下鉄も空いているので、車内で1日の予定を再確認しながら取材に向かいます。
ミラノに限らずヨーロッパの各都市は古い建物が街中に多く残っており、建築時からある間取りを活かしたまま現代の店舗に入れ替えています。実は落書きも多いのですが、それが妙に違和感なく溶け込んでいるように感じました。モノクロで撮影するとなおさらそう思えます。
撮影当日は天気も良く青空が広がっていまいた。モノクロで撮影すると空の青さはわかりませんが、建物の壁面が明るく写されており、そのコントラストから晴天であることが感じられるでしょう。
こちらは北欧の大手家具メーカー、IKEAの展示。広いイベントスペースの中央には木材を使ったテーブルを置き、思い思いに時間を過ごすことができます。
ここでは来場者たちが自分でできる小さなことの積み重ねで、接続可能性のある未来を作り上げるというコーナーもありました。「日常の小さなアクション」や「サステナブルな未来のためにやりたいこと」などを用意された紙に書き、ボードに貼り付けて共有し合います。
このように展示を見るだけではなく、来場者と一緒に作り上げていくイベントも多くあります。
ミラノデザインウィークはミラノの街中各地で様々なイベントが行われているので、疲れたら付近のカフェで休んだり昼食を取るのも自由です。2025年は、4月7日から13日までの1週間。毎日焦らず、お昼もゆっくりとランチをしながら取材を続けます。
ちなみにコーヒーはエスプレッソが基本。イタリア人はエスプレッソが好きです。
夜はバーでも昼間はどこでもコーヒーやクロワッサンなどを提供。スタバなどのカフェに入るより、このようなお店に立ち寄ってカウンターでコーヒーを軽く飲んでいく人がとても多いですね。
渋い店主がいたので撮影したいと声をかけると、いきなり陽気なポーズ。これもイタリア人気質なのかもしれません。
こちらはJTのPloom。巨大なインスタレーションなどを行っていました。このようにミラノデザインウィークでは様々な企業やデザイナー、団体などが自由に展示を行っています。
ミラノ市内を走るトラムは最新型だけではなく、レトロな旧型車も多数走っています。モノクロ撮影するなら断然こちらの車両でしょう。
縦写真も撮影。Xiaomi 15は縦方向でも持ちやすく、被写体に合わせて好きな構図で撮影しやすいと思います。
夜の風景もモノクロで撮ると、暗所と光のコントラストが映える絵として残せます。
ミラノ滞在中にモノクロ撮影を数多く撮影してみましたが、自分の目で見た街中の光景が全く違う印象で記録され、これはこれでいい思い出になると感じられます。Xiaomi 15を使ったモノクロ撮影の楽しさにハマってしまった今回のミラノ滞在でした。
富永彩乃+山根康宏 富永彩乃(とみなが あやの) ITジャーナリスト/自撮り端末研究家。日本や海外各国のIT事情、特に海外の最新スマートフォンやビデオコンテンツサービスに精通。海外展示会の取材も積極的にこなし、現地からライブ配信によるレポートや動画撮影・編集も自身で行っている。スマートフォン複数台を常に使いこなし、TVやメディアへの出演も多数。 山根康宏(やまねやすひろ) 香港在住の携帯電話研究家。海外(特に中国)のスマートフォンや通信事情に精通。IoT、スマートシティー、MaaS、インダストリアルデザインなど活動の幅は広い。最新機種のみならずジャンク品から百万円のラグジュアリーモデルまであらゆる携帯電話・スマートフォンを購入する収集家でもあり、その数はまもなく1800台に達する。 この著者の記事一覧はこちら

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