Google Geminiの活用方法 第3回 Google Geminiでできること

2024年4月24日(水)9時0分 マイナビニュース

Google GeminiはこれまでにGoogleが研究開発してきた自然言語処理向け機械学習モデルや大規模言語モデル(LLM)の最新成果だ。40を超える言語とさまざまなデータソースに対応し、実に自然に人間と会話することができる。このサービスがどういった技術に基づき、どういったことができるのかその全体像を把握しておこう。
連載「Google Geminiの活用方法」のこれまでの回はこちらを参照。
○Google Gemini
Google GeminiはGoogleが提供する生成AIサービスだ。文章、音声、画像、コードなどでプロンプトに指示を出し、回答を得ることができる。情報検索のような使い方からWebサイトなどのコンテンツの要約生成、文章の翻訳、プログラミングの支援などを行わせることも可能だ。
基本的には学習させたデータに基づいて回答を行うサービスだが、学習させたデータの量は莫大であり、人間にはできない広範囲に渡る回答が可能という特徴がある。
○複数の言語に対応
Geminiは英語だけではなく、日本語に対応している。執筆時点ではその他に韓国語、アラビア語、インドネシア語、ベンガル語、ブルガリア語、中国語(簡体字、繁体字)、クロアチア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、エストニア語、ペルシア語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、グジャラート語、ギリシャ語、ヘブライ語、ヒンディー語、ハンガリー語、イタリア語、カンナダ語、ラトビア語、リトアニア語、マラヤーラム語、マラーティー語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、セルビア語、スロバキア語、スロベニア語、スペイン語、スワヒリ語、スウェーデン語、タミル語、テルグ語、タイ語、トルコ語、ウクライナ語、ウルドゥー語、ベトナム語に対応している。対応言語は今後さらに増加することが予定されている。
Geminiを使ってこれら言語間の翻訳ができる。また、対応言語が多いということは、母国語以外のデータソースを活用できることを意味している。日本語によるインターネット検索は日本語のテキストを中心に検索を行うが、Geminiへの質問には日本語に限らずさまざまなデータソースを利用して回答を行ってくれる。
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