Metaの1~3月期、予想を上回る増収増益 「AIへの大規模投資は続ける」とザッカーバーグCEO
2024年4月25日(木)9時5分 ITmedia NEWS
Metaの売上高のほとんどを占める広告収入は27%増の356億4000万ドルだった。
販売およびマーケティングコストの削減(16%減)が純利益の大幅増加を支えた。
売上高、1株当たり純利益ともにアナリスト予測(売上高は361億6000万ドル、純利益は4ドル32セント)を上回った。
マーク・ザッカーバーグCEOはプレスリリースで「Llama 3採用のMeta AIの新版は、世界をリードするAI構築に向けた新たな一歩だ。アプリ全体が順調に成長しており、メタバース構築でも着実な進歩を続けている」と語った。
前四半期には「Quest 3」販売で好調だったReality Labs部門の売上高は4億4000万ドル、営業損失が38億8000万ドル。
ザッカーバーグ氏は業績発表後の電話会見で、Reality Labsのスマートグラス「Ray-Ban Meta スマート グラス」は好調で、一部の市場では一部のモデルが売り切れたと語った。
同氏は自身のFacebook投稿で、今後数年間、AIサービス構築のために大幅に投資していくと語った。
第2四半期の売上高を365億ドル〜390億ドルと控えめに予想した。
ザッカーバーグ氏はまた、ThreadsのMAUが1億5000万人を超えたとも語った。米国のカリスマ的アーティスト、テイラー・スウィフトがThreadsに参加したことが「ザッカーバーグ家で大きな話題になった」という。