大林組、首都圏のトンネル建設工事などでGX建機の導入開始

2024年4月26日(金)16時22分 マイナビニュース

大林組は4月25日、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みとして、2024年度より国内建設工事において、20t級のバッテリー式油圧ショベルをはじめとしたGX(Green Transformation)建設機械の導入を開始すると発表した。
○「GX建設機械」とは
国土交通省は2023年10月、「GX建設機械の認定制度に関する規程」を策定し、GX建設機械認定制度を開始した。
同制度の目的は、カーボンニュートラルに資するGX建設機械の普及を促進し、もって建設施工において排出される二酸化炭素の低減を図るとともに、地球環境保全に寄与すること。
同規定では、GX建設機械について、「稼働時のCO2が無排出と認められるもので、バッテリー式もしくは有線式の電動建機など」と説明している。
○大林組の建設機械の脱炭素化の取り組み
同社は首都圏のトンネル建設工事において、バッテリー式の20t級油圧ショベルを導入する。
同サイズの油圧ショベルは当社建設現場で使用頻度が高いことから、他の建設工事に使用を拡大するとともに、採用実績がなかった移動式クレーンなどのGX建設機械も順次導入するという。
今後は、GX建設機械の実稼働におけるCO2排出削減効果を調査・確認することに加え、最適な運用に向けて軽油を燃料とする建設機械とは異なる運用方法を検証する。
さらに、製造したグリーン水素など、再生可能エネルギー由来の各種電源を利用したGX建設機械の導入も予定されている。

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