天国からのポスト 空からXに投稿したKANさん、永遠に

2024年4月30日(火)10時0分 ITmedia NEWS

 ITmedia NEWS Weekly AccessTop10 4月20〜26日
1 待望の「8番出口」Switch版、買って後悔した理由
2 北朝鮮が日本のアニメ制作に関与? 7月放送作品も 米調査機関が報告
3 「Twitter.com」を「X.com」に自動変換 Xが仕様変更も、批判相次ぎすぐ撤回 ネット失笑
4  4万円を切ったXiaomiの「34インチ曲面ゲーミングモニター」がビジネス用途にも使えそうな件
5 「トロピカーナ」なども出荷停止 江崎グリコのSAPトラブル、キリンビバにも飛び火
6 「テスト文字列にうんこと入れるな」──ゲーム会社の新卒向け資料“2024年版”が公開 テスト環境で悪ふざけするリスク説く
7 「アースデイ」のGoogleロゴは地球の航空写真から集めた文字で
8 「マイクラのワールドデータを作成しています」 “コラ画像”のような、国交省の測量風景が話題に
9 「カメ止め」の監督が作ったショート動画「みらいの婚活」が面白いと話題に IT関係者も絶賛する理由とは?
10 「Vポイント」統合初日、システムトラブル相次ぐ TポイントとのID連携や残高確認ができない事態に【追記あり】
 ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は4月20〜26日までの7日間について集計し、まとめた。
 ゴールデンウィークに突入したが、筆者はブリブリ仕事中だ。今日も頑張っている仲間たちよ、ともに生き抜こう!
 さて先週のアクセス上位は、ゲームの話題から大企業のシステムトラブルまで、さまざまな記事が入った。X(旧Twitter)の仕様変更によるドタバタが注目を浴びるのも恒例だ。
●天国からのポスト
 Xといえば先日、お空に旅立った大好きな音楽家が、天国から投稿していた。2023年11月12日、61歳で星に帰ったKANさんだ。
 KANさんは、Xに公式アカウントを作った当初から本人が投稿していた。旅立つ5日前、23年11月7日の投稿が最後になった……と思っていた。
 だが24年の正月に「新年おけましてあめでとうございます」というあいさつとファンを励ます内容がポストされ、みんなで心底驚いた。
 投稿に添えられていた写真は謎のコスプレ姿だ。王冠をかぶり、バスローブ、白い下着にズボン、クイックルワイパーを持っている。これが何を意味するのかファンの間で議論になり「星のおそうじ様」という説が有力だ。未公表のダジャレフォトである。
 それ以来ファンは「KANさんは時々、お空から帰って来てポストしてくれるのでは?」と期待していた。そしてデビュー37周年となる4月25日に「37周年おめでとう。ありがとうございます」というポストが、KANさんが子どものころに描いた絵とみられる未公開写真とともに公開された。
 37「周年」なのは37が素数だから。周年といえば、10年や15年、30年などキリの良い数字で祝うものだが、KANさんの場合は「素数が好き」「5の倍数など一般的な数字で祝うのは個性がなくアーティスティックでない」などという理由から、素数で周年を祝い続けてきた。
 旅立った人のXは、生前のポストが最後の投稿になるか、遺族が管理し、葬儀の報告などを投稿するのが一般的だ。だがKANさんの場合は“本人”による投稿が続いている(と筆者を含めファンはみんな思っている)。
 人はSNSで、永遠に生き続けることができるのかもしれない。

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