無料なのに高機能、カメラアプリ「Blackmagic Camera」のAndroid版を見てきた 対応スマホは?
2024年5月15日(水)20時56分 ITmedia NEWS
Blackmagic Cameraは、2023年9月に登場したカメラアプリ。iPhone用としてリリースされ、無料でありながらシャッタースピードやISO、フレームレート、ホワイトバランスなどを細かく調整できる他、フォーカスピーキング、ヒストグラム、録音レベル、フレームガイド、3D LUTモニタリング機能などを備える。
また、Blackmagic Cloudにも対応。撮影したデータをアプリから直接アップロードでき、離れた場所にいる編集者がすぐに「DaVinci Resolve」で編集を始めることもできる。
展示機はGalaxy(おそらくS24 Ultra)を使用しており、基本的にはiPhone版と同じUIで操作できた。カラースペースはRec.709、BT2020/HLG10、P3 D65、sRGBから選択でき、コーデックはHEVC(H.265)、H.264が選べた。手ブレ補正は「オフ」「Optical」「標準」の3種類。iPhoneにあった「最大」は見当たらなかったが、この辺はスマートフォンに依存する可能性が高いので、展示機の場合としておきたい。縦持ちで横撮影ができる「ステルスモード」も利用できた。
同社スタッフによるとGalaxyとPixelから対応予定とのことで、この辺はiPhoneと違い種類が多いAndroidスマートフォンゆえの事情という。なお、どのモデルで利用できるかについては、公開時にWebサイト上で案内予定とのこと。提供日時については未定としているが、遠くないタイミングで提供されそうな印象だった。