KDDIが「Google メッセージ」をAndroid端末に採用 「RCSの普及とユーザー体験向上を目指す」

2024年5月16日(木)11時33分 ITmedia Mobile

KDDIのリリース

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 KDDIが5月16日、Googleが提供するメッセージサービス「Google メッセージ」を、Android端末の標準アプリとして追加採用することを発表した。Googleが表明しているグローバル標準のRCSの取り組みに賛同し、AI技術なども活用しながらユーザー体験向上を目指すとしている。Android端末への採用時期は、あらためて告知する。
 Google メッセージは、従来のSMSを拡張したRCS(Rich Communication Services)に準じており、電話番号ベースで写真や動画を送受信できる。RCSはGSMAで標準化されており、全世界で採用キャリアや対応機種が拡大している。
 KDDIは、国内では同じくRCSに準拠したメッセージサービス「+メッセージ」を提供しているが、ここにGoogle メッセージが加わることになる。同社は、これまでのメッセージサービスで培ってきたアセットやノウハウを組み合わせ、以下のメリットを打ち出していくとしている。
・Google サービスとのスムーズな連携によるユーザーエクスペリエンス向上
・Google サービスの高度なセキュリティとプライバシー保護などによる機能強化
・端末上のGoogle AI技術を使い、お気に入りの写真をリアクションに変換する「フォト文字」など、便利な機能の提供
・AndroidプラットフォームでGoogle メッセージ(RCS)が有効な約10億人(月間アクティブユーザー)とのシームレスなグローバルコミュニケーション

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