最大60Wの電源供給や8K出力対応のUSB4増設カードがプチヒット!

2024年5月18日(土)6時5分 ITmedia PC USER

パソコン工房 秋葉原パーツ館のトールケース

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 今週(5月13日週)、ASUS JAPANからUSB4に対応するインタフェースカード「USB4 PCIE GEN4 CARD」が登場した。価格は1万5000円前後だ(税込み、以下同様)。
●60Wの急速充電ポートを2基備えて1.5万円のUSB4ボード
 PCIe 4.0 x4接続の拡張カードで、ASMedia Technology製のUSB4コントローラー「ASM4242」を搭載している。背面ブラケットにはDisplayPort 1.4とUSB4(USB Type-C)ポートを2基ずつ並べ、入力用にUSB4とUSB 2.0ヘッダー、6ピンの補助電源をそれぞれ1基備えている。USBポートは最大5台までのデイジーチェーンに対応し、最大60W(20V/3A)の急速充電機能も使える仕様だ。
 入荷したパソコン工房 秋葉原パーツ館は「正式対応するマザーボードはASUS製になりますが、USB4ヘッダーかThunderboltヘッダーがあって、PCIe 4.0 x4が使えるスロットが余っているモデルになるので、それなりに選択肢があります。USB4を使いたい人に刺さる製品だと思います」と話していた。
 各ショップで好調に売れている様子だ。初回入荷分が売り切れたパソコンSHOPアークは「インタフェースカード自体はやや下火ですが、こうしたハイエンドなタイプはコアな人気がありますね。急速充電も利用できて、USB4の高速転送も使えるということで、導入したい人はそれなりにいらっしゃるんだなと思います」という。
●DisplayPort×2&HDMI×1の出力系統を持つmicroATXマザーが登場
 ASUS JAPANからは、AMD B650チップセット搭載のmicroATXマザーボード「TUF GAMING B650M-E WIFI」も登場している。価格は2万5000円前後だ。
 2022年10月に登場した「TUF GAMING B650M-PLUS」のバリエーションモデルといった位置づけで、映像出力にDisplayPort端子を1基増やして3系統としており、Wi-Fi機能を追加した上で、充電回路とPCIeバスを減らしてコストを抑えるなどの変更がみられる。
 パソコン工房 秋葉原パーツ館は「映像出力が増えて、Ryzen 8000Gシリーズが使いやすい仕様にデザインされた感じがしますね。コストカットも合理的で、APUのグラフィックス機能を活用するマシンを組むなら、ちょうどいい具合になるんじゃないかと思います」と評価していた。

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