トヨタ、品川駅前に「新東京本社」29年度開業へ AIやソフトウェアの開発拠点に
2025年5月28日(水)12時0分 ITmedia NEWS
トヨタ自動車の「新東京本社」が入居する予定の仮称「品川駅西口地区A地区新築計画」(出典:トヨタ自動車)
オフィスには、モビリティの現物を持ち込んで開発できるスペースや「Genki空間」と呼ばれる植物にあふれたスペースなどを用意する。またオープンなコミュニケーションを可能とするレイアウトを採用するなど「健康に働ける空間づくり」を目指す。
ビルは、京浜急行電鉄とトヨタ自動車が事業主体となる「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画」の第一弾。地上29階、地下4階で、オフィスの他、ホテル、商業施設、カンファレンスホールなどのフロアも用意する。周辺にはイベントを開催できる広場なども整備する計画だ。
5月23日に行われた起工式では、トヨタの佐藤恒治社長が「新東京本社は、トヨタが目指す『モビリティカンパニーへの変革』に向けた重要な拠点。多様な人材が集まって創造性を発揮できる環境をつくり、モビリティで暮らしをもっと豊かにできるよう、挑戦を加速していく」とした。