新機能「気をそらす項目を非表示」が優秀!? Safariの広告を消す方法とは?【スマホのプロが解説】

2024年10月11日(金)22時10分 All About

iOS 18にて実装された新機能「気をそらす項目を非表示」について、使い方などを「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。

写真を拡大

日本時間2024年9月17日にリリースされた、iOS 18。さまざまな新機能が実装されましたが、中でも注目を集めているのが「気をそらす項目を非表示」という機能です。
そんなiOS 18の新機能について、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。
(今回の質問)
iOS 18の新機能「気をそらす項目を非表示」とは? Safariの広告が消せるって本当ですか?
(回答)
「気をそらす項目を非表示」は、Webページ内の不要なコンテンツを手動かつ一時的に非表示にできる機能です。広告を消すこともできますが、「広告ブロックアプリ」とは目的や利用意図が異なるので、「広告をブロックできる機能」ではない点に留意しましょう。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。

iPhoneの「気をそらす項目を非表示」とは?

「気をそらす項目を非表示」は、iOS 18から新たにSafariへ実装された機能。Safariでブラウジングしているページ上に存在する特定のコンテンツや広告を、一時的に非表示にすることが可能です。
Webページ内の不必要な要素を消すことで、集中して閲覧ができるようになります。しかし、いわゆる「広告ブロック」とは意味合いや用途が異なるので、注意が必要です。

「気をそらす項目の非表示」の使い方

Safariを開き、アドレスバーの左にあるアイコンをタップ。表示されたメニューから「気をそらす項目を非表示」をタップします。

いま見えている画面の中から、非表示にしたいコンテンツをタップ。「非表示」のボタンをタップすると、アニメーションとともに、選択した要素が画面から消えます。

「気をそらす項目の非表示」の仕様と注意点

「気をそらす項目の非表示」は、いま閲覧しているページの中で、「ユーザーが不要だと判断した要素を消せる」機能。利用意図や目的が、広告ブロッカーアプリとは異なるので、その点は注意が必要です。
広告ブロッカーアプリは、アクセスしたWebページ内に存在する広告を自動的に検知し、それを表示させないためのアプリ。その名の通り「広告をブロックするためのアプリ」です。
一方の「気をそらす項目の非表示」は、広告をブロックするための機能ではなく、ユーザーが不要だと思う要素を消すための機能。ユーザーが手動で実行しなければなりませんし、ページをリロードしたら再び表示される場合もあります。
例えば、特定のWebページを参照しながら資料を作成するなど、同じページを長時間閲覧し続けるような使い方では便利だと思います。
しかし「Webサイトの煩わしい広告を表示させず、快適にブラウジングをしたい」という場合は、広告ブロッカーアプリの利用の方がオススメです。
この記事の筆者:ばんか
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。(文:ばんか)

All About

「新機能」をもっと詳しく

「新機能」のニュース

「新機能」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ