解約しないとずっと自動更新！サブスクの解約方法と確認方法

サブスクリプションは簡単に加入できて便利な一方で、解約方法が分かりづらくて困っている人も多いのではないでしょうか。解約したつもりでも実際には解約できておらず、料金の引き落としが続いてしまうといった例も珍しくありません。

本記事では、サブスクリプションの解約方法や、トラブルの防止方法などについて解説していきます。

サブスクリプションとはどんなサービスか

サブスクリプションは、一定期間一定額の料金を支払って利用できるサービスのことです。サービスの利用頻度や利用量などによって料金が変わることはありません。

主に音楽配信や動画配信、電子書籍などのデジタルコンテンツで、サブスクリプションのサービスが多い傾向にあります。加入や契約の手続きが簡単なのが特徴ですが、一方で次のような点に注意が必要です。

解約しない限り自動継続される

サブスクリプションは、いったん加入や契約をすると、特に解約手続きをしない限り契約が自動更新される仕組みです。契約が継続されていれば、サービスを全く利用しなかったとしても料金が発生し続けます。そのため、必要なくなった場合には解約手続きをしなければなりません。

また、最初の一定期間のみ無料のサービスもありますが、普通は無料期間が終わると自動的に有料利用に切り替わります。無料ならということで申し込んだものの、そのまま解約するのを忘れてしまい料金が発生するケースも多いです。

解約に手間がかかることが多い

サブスクリプションの解約手続きは、加入手続きと比べると分かりにくく手間がかかることが多いです。何度もパスワード認証を求められたり、しつこく確認画面が表示されたりすることがよくあります。

そのため、まだ解約手続きが完了していない状態でも、解約できたと勘違いしてアプリや画面を閉じてしまう人も少なくありません。何ヶ月も料金の引き落としが続いた後に、解約できていなかったことに気づく人もいます。

サブスクリプションの解約方法と確認方法

サブスクリプションを解約する方法と、きちんと解約できているか確認する方法について見ていきましょう。

iPhone（Appleのアカウントを通して契約）の場合

iPhoneの場合には、設定画面で、一番上の自分の名前が表示されているところをタップしましょう。

そうすると、「サブスクリプション」という項目があります。そこに入ると、現在利用中のサブスクリプションサービスの名称が表示されます。下の方にスクロールしていくと、「サブスクリプションをキャンセルする」という項目が出てくるので、そこをタップしましょう。それから「確認」を選択するとキャンセルできます。

最初の一定期間だけ無料のサービスも、同様の手順で無料期間中に解約可能です。この場合には画像のように「無料トライアルをキャンセルする」という項目が表示されます。

また、この画面にサブスクリプションサービスの名称や「キャンセルする」の表示がなくなることで、解約手続きが完了したことを確認することができます。サービスによっては、「期限切れ」などと表示されることもあります。

Android（Googleアカウントを通して契約）の場合

Androidの場合には、Google Play Storeのアプリを開き、右上の自分のアカウントをタップしましょう。「お支払いと定期購入」から「定期購入」に入ります。

「有効」のところにサブスクリプションを利用中のアプリが一覧になって表示されるので、解約したいものを選択しましょう。それから画面下の「定期購入を解約する」をタップし、解約の理由を選択し、「定期購入を解約」をタップすると解約できます。

「有効」のところに解約したアプリが表示されなくなることで、きちんと解約できていることを確認できます。

また、サブスクリプションを利用中のアプリが1つもなくなれば、上の画像のような画面が表示されます。

Appleアカウント・Googleアカウントを通さないサービスの場合

AppleやGoogleのアカウントを通さずに契約したサービスは、そのサービスの公式サイトを見て解約方法を確認してみましょう。見つけられない場合には「解約」や「退会」などでページ内検索をすると、見つかることがあります。それでも見つからない場合には、サポートセンターに問い合わせてみましょう。

クレジットカードの明細を確認

サブスクリプションの解約手続きを済ませたら、翌月、翌々月にクレジットカードの明細を確認しておきましょう。請求がなくなれば、きちんと解約できていたことが確認できます。

契約前にやっておくべき対策

サブスクリプションを利用する際には、解約方法の手順を具体的に把握してから契約するのが無難です。そうすれば、解約したいときに慌てることはありません。

また、最初の一定期間だけ無料で利用できるタイプのサービスの場合には、解約手続きを忘れないための工夫が必要です。例えば、リマインダーアプリなどに解約の予定を登録し、無料期間が終了する少し前のタイミングで、スマホやPCに通知が来るよう設定しておくといいでしょう。

サブスクリプションで損をしないように

サブスクリプションは、1ヶ月の料金は比較的安く感じられることが多いですが、塵も積もれば山となります。不要なサービスを契約していないかどうか今一度確認してみましょう。そして、契約するなら、解約するときのことも考えておくことが大切です。

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