【インタビュー】SW『最後のジェダイ』で一騎打ち!フィン&キャプテン・ファズマが下す“決断”は?
シネマカフェ2017年12月2日(土)9時0分
フィン&キャプテン・ファズマ(ジョン・ボイエガ&グウェンドリン・クリスティ)『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
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前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のクライマックスで、カイロ・レンと対決するも、背中に深い傷を負わされ意識不明に陥ったフィン。ついに公開が近づく最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では眠りから覚醒した活躍が見られそうだ。
「言うならば、フィン2.0さ」と笑顔で語るのは、フィン役で一躍ブレイクを果たしたジョン・ボイエガ。戦うことに葛藤し、銀河を脅かすファースト・オーダーから脱走した元ストームトルーパーの彼は、いまやレジスタンスの一員として、自分なりの正義を貫こうとしている。ただし、その素性は実際のところ、ナゾだらけ…。ボイエガ本人も「前作を撮り終えて、まず頭をよぎったのは『結局、フィンって何者?』ってこと。ファンのみんなと同じ疑問だよね」とふり返る。
それだけに『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』はほかのキャラクター同様、フィンにとっても重要な分岐点となるという。「彼は自分がいるべき場所を、自分で“決断”するんだ。フィンは一体、何に自分を投影していたのか? それはとても重要なことだ」。
すでに解禁されているポスタービジュアルや、予告編映像から「いままでのスター・ウォーズとは何かが違う」と予感するファンも多いはずだが、その点については「まさにその通り」とニヤリ。「ライアン(監督と脚本を手がけるライアン・ジョンソン)は、リスクを恐れず、独創的なアプローチでスター・ウォーズの世界観を押し広げようとしている。現場にいたルーカスフィルムの人間さえも、『おお』って驚くほどだからね。これには僕まで『イエス、これはいいぞ』って内心思ったよ」と胸を高鳴らせる。
瞬く間に知名度を高め、エマ・ワトソンと共演した『ザ・サークル』、キャスリン・ビグロー監督の最新作『デトロイト』、巨大怪獣と対峙する『パシフィック・リム:アップライジング』(原題)と話題作への出演が目白押しだ。
「確かに環境は変わったけど、結局、自分は自分でしかないからね。それにフィンを演じていることで、うれしいことも多いよ。以前、空港でトランジットを待っていたら、小さな女の子が声をかけてくれたんだ。『背中は大丈夫? カイロ・レンにやられたでしょ?』って。もちろん、僕は『ああ、もう大丈夫だよ』と答えたんだ」。
さて、フィンとの因縁といえば、カイロ・レンのほかにもう1人。フィンの“元ボス”であり、前作で破壊されたスターキラー基地から生き延びた邪悪な女戦士、キャプテン・ファズマだ。そもそも、フィンに脅された挙句、基地を覆っていたシールドを解除してしまった戦犯だけに、フィンへの恨みつらみは並々ならぬものがあるはず。そんな宿敵2人が『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で一騎打ちを繰り広げることに!
鋼鉄のマスクをかぶり、重厚な鎧に身を包んだファズマを演じるグウェンドリン・クリスティに「今回こそ、マスクを外して、素顔を見せてくれるの?」とダメ元で質問したが、やはり「それは答えられないわ(笑)」と一蹴されてしまった。
「SFやアクション映画における伝統的なヒロイン像って、男目線で想像されたものが多かった。具体的に言えば、肌の露出が多いとかね。でも、ファズマは正反対。だからこそ、ファンの興味や好奇心を刺激した。何よりも私自身が、ファズマにものすごく興味を抱いたわ。マスク越しに、彼女の威厳を表現するのは、女優として大きなチャレンジだったしね」。
子どもの頃から『スター・ウォーズ』が大好きだったといい、「一番好きなキャラクターは、プリンセス・レイアね。彼女はスクリーンを通して、幼い私に話しかけてきたの。頭が良くて、強い存在。まったく新しいヒロインに見えたわ」とふり返る。公開が待たれる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』については、「本当に並外れた映画。登場人物たちの自己探求はより深まるし、関係性も複雑で予測不能よ。当然ながら、そこから彼らの“決断”が生まれるの」と自信を示した。
『スター・ウォーズ』の世界において、ボイエガは黒人俳優として初めて主要キャラクターのフィンを演じ(もちろん筆者はランド・カルリジアン、メイス・ウィンドゥを忘れてはいない)、クリスティは独自のアプローチで、シリーズ初の女性ヴィラン(悪役)であるファズマを生み出した。40年以上の歴史を誇る神話に、新たな息吹と可能性をもたらしているフィン&ファズマの決断、そして因縁の行方が、最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でどこまで明かされるかに注目したい。
協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン
「言うならば、フィン2.0さ」と笑顔で語るのは、フィン役で一躍ブレイクを果たしたジョン・ボイエガ。戦うことに葛藤し、銀河を脅かすファースト・オーダーから脱走した元ストームトルーパーの彼は、いまやレジスタンスの一員として、自分なりの正義を貫こうとしている。ただし、その素性は実際のところ、ナゾだらけ…。ボイエガ本人も「前作を撮り終えて、まず頭をよぎったのは『結局、フィンって何者?』ってこと。ファンのみんなと同じ疑問だよね」とふり返る。
それだけに『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』はほかのキャラクター同様、フィンにとっても重要な分岐点となるという。「彼は自分がいるべき場所を、自分で“決断”するんだ。フィンは一体、何に自分を投影していたのか? それはとても重要なことだ」。
すでに解禁されているポスタービジュアルや、予告編映像から「いままでのスター・ウォーズとは何かが違う」と予感するファンも多いはずだが、その点については「まさにその通り」とニヤリ。「ライアン(監督と脚本を手がけるライアン・ジョンソン)は、リスクを恐れず、独創的なアプローチでスター・ウォーズの世界観を押し広げようとしている。現場にいたルーカスフィルムの人間さえも、『おお』って驚くほどだからね。これには僕まで『イエス、これはいいぞ』って内心思ったよ」と胸を高鳴らせる。
瞬く間に知名度を高め、エマ・ワトソンと共演した『ザ・サークル』、キャスリン・ビグロー監督の最新作『デトロイト』、巨大怪獣と対峙する『パシフィック・リム:アップライジング』(原題)と話題作への出演が目白押しだ。
「確かに環境は変わったけど、結局、自分は自分でしかないからね。それにフィンを演じていることで、うれしいことも多いよ。以前、空港でトランジットを待っていたら、小さな女の子が声をかけてくれたんだ。『背中は大丈夫? カイロ・レンにやられたでしょ?』って。もちろん、僕は『ああ、もう大丈夫だよ』と答えたんだ」。
さて、フィンとの因縁といえば、カイロ・レンのほかにもう1人。フィンの“元ボス”であり、前作で破壊されたスターキラー基地から生き延びた邪悪な女戦士、キャプテン・ファズマだ。そもそも、フィンに脅された挙句、基地を覆っていたシールドを解除してしまった戦犯だけに、フィンへの恨みつらみは並々ならぬものがあるはず。そんな宿敵2人が『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で一騎打ちを繰り広げることに!
鋼鉄のマスクをかぶり、重厚な鎧に身を包んだファズマを演じるグウェンドリン・クリスティに「今回こそ、マスクを外して、素顔を見せてくれるの?」とダメ元で質問したが、やはり「それは答えられないわ(笑)」と一蹴されてしまった。
「SFやアクション映画における伝統的なヒロイン像って、男目線で想像されたものが多かった。具体的に言えば、肌の露出が多いとかね。でも、ファズマは正反対。だからこそ、ファンの興味や好奇心を刺激した。何よりも私自身が、ファズマにものすごく興味を抱いたわ。マスク越しに、彼女の威厳を表現するのは、女優として大きなチャレンジだったしね」。
子どもの頃から『スター・ウォーズ』が大好きだったといい、「一番好きなキャラクターは、プリンセス・レイアね。彼女はスクリーンを通して、幼い私に話しかけてきたの。頭が良くて、強い存在。まったく新しいヒロインに見えたわ」とふり返る。公開が待たれる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』については、「本当に並外れた映画。登場人物たちの自己探求はより深まるし、関係性も複雑で予測不能よ。当然ながら、そこから彼らの“決断”が生まれるの」と自信を示した。
『スター・ウォーズ』の世界において、ボイエガは黒人俳優として初めて主要キャラクターのフィンを演じ(もちろん筆者はランド・カルリジアン、メイス・ウィンドゥを忘れてはいない)、クリスティは独自のアプローチで、シリーズ初の女性ヴィラン(悪役)であるファズマを生み出した。40年以上の歴史を誇る神話に、新たな息吹と可能性をもたらしているフィン&ファズマの決断、そして因縁の行方が、最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でどこまで明かされるかに注目したい。
協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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