杭州市、中国初の「7コードin1」ワクチン接種IDを発表
杭州市で中国初の「7コードin1」ワクチン接種IDが発表された。
浙江省杭州市西湖区転塘街道(エリア)コミュニティー衛生サービスセンターで20日午前、中国初となる7種のコードを集約した「7コードin1」ワクチン接種IDに関する記者会見が行われた。このワクチン接種IDは浙江省、杭州市、西湖区疾病予防管理センターが共同で開発した。人民網が伝えた。
「7コードin1」ワクチン接種証明書とは何か?
「7コードin1」ワクチン接種証明書の7コードとは、市民のワクチン接種後にシステムが自動生成する7種のコード情報のことで、具体的にはワクチン電子監督管理コード、ワクチンバッチ番号、疾病予防管理コード、外来診察コード、コールドチェーン設備コード、医療コード、被接種者コードが含まれる。うち電子監督管理コードは、国がワクチンの電子監督管理を実施する過程において、各レベルの医薬品の販売・包装単位を一意に識別するためのコードを指す。すべてのワクチンの監督管理コードはワクチン安全監督管理体系における最小単位で、ワクチン電子監督管理コード情報収集端末の各種データの速やかな収集、記録、アップロードを通じ、ワクチンの生産、流通、コールドチェーン、使用の全プロセスの確認・追跡、責任の追及が可能であることを保証する。
接種の翌日にスマホでチェック可能
浙江省疾病予防管理センター免疫計画所の王慎玉副所長は、「7コードin1ワクチン接種IDがあれば、ワクチンのメーカー、具体的なバッチ番号、接種前の経路、接種担当医などの情報をスマホでチェックできるようになる」と述べた。
「7コードin1」ワクチン接種IDは現在、杭州市西湖区で試験的に導入されている。3月以降に西湖区予防ワクチン外来で接種を受けた市民は20日以降、接種の翌日にスマホでワクチン接種証明書をチェックできる。
王副所長は、「ワクチン接種IDは杭州市のその他の区・県で着実に推進していく。年内にも省全域でカバーが実現し、照会が可能になる」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
Copyright 24 Record China. All Rights Reserved.
「接種」をもっと詳しく
「接種」のニュース
-
赤ちゃんのワクチン接種記録管理アプリ「ワクチンノート」、新たな定期接種ワクチン「五種混合」に対応4月9日16時46分
-
ミラボ、定期接種実施要領の一部改正に伴い、子育て支援アプリ「子育てモバイル」予防接種AIスケジューラーをアップデート4月2日15時16分
-
『子育てDX』の「小児予防接種サービス」が沖縄県名護市で導入!4月1日14時16分
-
【医師に相談】ワクチン接種後の肩の痛み(SIRVA)について3月30日20時0分
-
「感染症パンデミック時の貼るワクチン接種」社会実装に向けて躍進3月28日12時16分
-
杭州市、中国初の「7コードin1」ワクチン接種IDを発表3月22日19時40分
-
麻しん(はしか)患者が国内で相次ぐ…東京都でも発生3月14日12時45分
-
217回新型コロナウイルスのワクチンを接種した男性の現在3月12日12時0分
-
新型コロナワクチンに誘導される記憶T細胞集団がワクチン接種ごとに置き換わることを発見3月8日11時47分
-
HPVワクチン「キャッチアップ接種」とは? - 対象世代の59%が知らない3月2日12時39分