杭州市、中国初の「7コードin1」ワクチン接種IDを発表

2024年3月22日(金)19時40分 Record China

杭州市で中国初の「7コードin1」ワクチン接種IDが発表された。

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浙江省杭州市西湖区転塘街道(エリア)コミュニティー衛生サービスセンターで20日午前、中国初となる7種のコードを集約した「7コードin1」ワクチン接種IDに関する記者会見が行われた。このワクチン接種IDは浙江省、杭州市、西湖区疾病予防管理センターが共同で開発した。人民網が伝えた。



「7コードin1」ワクチン接種証明書とは何か?



「7コードin1」ワクチン接種証明書の7コードとは、市民のワクチン接種後にシステムが自動生成する7種のコード情報のことで、具体的にはワクチン電子監督管理コード、ワクチンバッチ番号、疾病予防管理コード、外来診察コード、コールドチェーン設備コード、医療コード、被接種者コードが含まれる。うち電子監督管理コードは、国がワクチンの電子監督管理を実施する過程において、各レベルの医薬品の販売・包装単位を一意に識別するためのコードを指す。すべてのワクチンの監督管理コードはワクチン安全監督管理体系における最小単位で、ワクチン電子監督管理コード情報収集端末の各種データの速やかな収集、記録、アップロードを通じ、ワクチンの生産、流通、コールドチェーン、使用の全プロセスの確認・追跡、責任の追及が可能であることを保証する。



接種の翌日にスマホでチェック可能



浙江省疾病予防管理センター免疫計画所の王慎玉副所長は、「7コードin1ワクチン接種IDがあれば、ワクチンのメーカー、具体的なバッチ番号、接種前の経路、接種担当医などの情報をスマホでチェックできるようになる」と述べた。



「7コードin1」ワクチン接種IDは現在、杭州市西湖区で試験的に導入されている。3月以降に西湖区予防ワクチン外来で接種を受けた市民は20日以降、接種の翌日にスマホでワクチン接種証明書をチェックできる。



王副所長は、「ワクチン接種IDは杭州市のその他の区・県で着実に推進していく。年内にも省全域でカバーが実現し、照会が可能になる」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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