トムス、旧車レストア事業への新規参入を発表。東京オートサロン2024に80スープラを展示
1月12日、トムスは千葉県千葉市の幕張メッセで開催されている東京オートサロン2024にてプレスカンファレンスを実施し、トヨタの旧車に特化したレストア事業への新規参入を発表した。
1974年に創業したトムスは2024年で創業50周年を迎える。そんな記念の年にトムスはこれまでの数々のレースで培った技術や自動車用品開発、コンプリートカー製作のノウハウを活かし、1970年代から1990年代前半のトヨタ車の車両の状態に合わせ独自のチェックメニューで修復・車両づくりを行っていくレストア事業へ参入することとなった。
その第一弾として、1993年から2002年にかけて販売された80系スープラのレストモッド(レストアとモディファイを合わせた造語で、旧車を現代の技術でよみがえらせる新しいカスタム手法のこと)車両を東京オートサロン2024のトムスブースに展示している。
今後は“ダルマセリカ”の愛称で親しまれていたセリカ(TA22)や、レビン・トレノ(AE86)、ソアラ(GZ20)、MR2(SW20)など、往年のトヨタ系スポーツカーのレストアサービスを展開していく。
上質の中古車を選定し、独自の基準より、車両状態に合わせ、リフレッシュレベルからライトレストア、フルレストア施工にて修復する『レストア』に加え、現代の法規対応や技術を用いて安全性の向上と機能パーツのクレードアップとしてトムスブランドのコンプリートカー専用パーツ(エアロパーツ、足回り、マフラー、ブレーキなど)でカスタマイズし、コンプリートカーとして販売する『レストモッド』。エンジンのオーバーホール(OH)に加え、パート別の補修や再生、専用パーツの復刻販売を行うサービス。トヨタ車でのレース経験&ノウハウを最大限に活かす『パートレストア&ヘリテージパーツプラン』といったサービスラインアップが展開されるという。
東京オートサロン2024のトムスブースは東ホール8のNo.805/806となる。80スープラの他、初披露となる新型アルファードなど計6台が展示されている。最新モデルのみならず、トヨタの旧車ファンにとっても注目したいところだろう。
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