WRC:シトロエンのマトン代表がFIAへ。チームは新代表指揮のもと開幕戦モンテカルロ参戦
PSAプジョー・シトロエングループは1月15日、シトロエン・レーシングのイブ・マトン代表がグループを離れ、FIAのラリーディレクターに就任すると発表。チーム代表後任にはPSAグループのピエール・ブダールが指名された。
2002年にクロノス・レーシングのチームマネージャーを務めたマトンは、その後にシトロエン入り。いったんはチームを離れた時期もあったが、2012年からはふたたびチームの指揮を執ってきた。
そのマトンは2017年末でFIAのラリーディレクターから退いたヤルモ・マホネンに後任として、FIAのラリーディレクターに就任。今後はFIAのラリー戦略を指揮することになる。マトンがFIAでの職務をスタートさせるのは2月7日からの予定。
マトンのチーム離脱を受け、PSAグループは1989年からエンジニアとしてPSAグループで働き、2016年からはシトロエンのカスタマーレーシング部門をまとめてきたブダールをチーム代表に据えると発表した。
ブダールは1月25日に開幕が迫ったWRC世界ラリー選手権の第1戦モンテカルロからシトロエン・トタル・アブダビWRTの指揮を執る。
FIAラリーディレクター就任に対し、マトンは「世界のモータースポーツを統括するFIAで、こういった職務に就けることを誇りに思う」と述べている。
「これまであらゆるジャンルのモータースポーツにかかわり、あるカテゴリーではマニュファクチャラーとともに歴史に名を残すこともできた。ただ、今回のFIAでの仕事については自分の力で成し遂げたものになる」
FIAのジャン・トッド代表は、マトンが培ってきたラリーでの経験がカテゴリーの成長に大きな影響を与えると期待感を示している。
「彼はラリーというスポーツに並々ならぬ情熱を持っている。また、独立系・メーカー系チームのマネジメントや戦い方についても把握していて、ラリー競技が今後も成長していくために重要な人材だ」
マトンの後任としてシトロエン・レーシングを率いるブダール新代表は「PSAグループは、エンジニアとしてキャリアをスタートさせてモータースポーツに情熱を注いできた私に素晴らしい機会を与えてくれた」とコメントした。
「世界でも有数のチームで指揮を執ることになるなんて、想像もしていなかった。この最高のチームのトップとしてチャレンジを続けていくし、チームが能力を最大限発揮できるよう尽力する」
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