レーシングポイントF1代表、ストロールのポテンシャルに期待「速く走る方法を教える必要はない」
レーシングポイントのチーム代表を務めるオットマー・サフナウアーは、ランス・ストロールについて、このチームでの1年目となった2019年はそれほど目立った成果を挙げられなかったものの、今も大きなポテンシャルがあると見ている。
ストロールは、2018年シーズン末にエステバン・オコンに代わってレーシングポイントに加入した。その年の夏にストロールの父親であるローレンス・ストロールが率いる投資家集団がチームを買収したため、この交代はチームにとって避けられない選択だった。
21歳のストロールはF1にデビューしてからの2年間をウイリアムズで過ごした。その間チームの不振にもかかわらず、ストロールは疑う余地のない才能を示し、現在の若手ドライバーのなかで前途有望なドライバーであることを証明した。
しかし2019年シーズンは、チームメイトのセルジオ・ペレスに匹敵するパフォーマンス発揮するのに苦戦した。チャンピオンシップにおいてペレスはストロールを大きく引き離し、予選結果でもストロールを上回った。
それでもストロールは、ウエットコンディションで行われた第11戦ドイツGPにおいて、2019年シーズンのチームの最高位となる4位を獲得。そのシーズンをすぐさま自身にとって今までで最も強力なものに変えてみせた。
「私は大きなポテンシャルを見ている。彼は速いレーシングカードライバーだよ」とサフナウアーは『RACER』に語り、ストロールには忍耐を持つことを促した。
「我々が彼に教えなければいけないのは、ギリギリの局面でのことだ。彼に速く走る方法を教える必要はない。彼はそれを分かっている。チェコ(ペレスの愛称)に比べて、予選では平均で1周あたり0.2秒遅いだけだ。そしてレースペースにおける差はさらに小さい」
「だから速さは問題ではない。F1レースにまつわるその他すべてのことだ。それは一晩で教えられることではない」
「それには時間がかかる。彼はチームのために十分ポイントを稼ぎ、素晴らしい1年目を過ごした。そしてこれからのシーズンでは彼はさらに良くなると私は確信している。短期間で学び、2020年にはより素晴らしい結果を出すだろう」
その一方でサフナウアーは、才能をまさに開花させようと取り組んでいる最中のストロールには、反対側のガレージに強力なライバルがいることを示した。
「チェコは素晴らしい仕事をした。ランスも良い仕事をしたが、彼は学んでいるところだ」
「チェコはかなり前からこのチームにいるし、彼は我々のチームのカギとなるメンバーだ。彼は我々が何をしようとしているのか承知している。もはや彼に教えることはない。見事な仕事をしているよ」
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