フェラーリF1代表、契約前にサインツの無線を詳細にチェック「勤勉なドライバーであることを確認した」
フェラーリF1チーム代表のマッティア・ビノットは、カルロス・サインツJr.の契約前の調査には、彼とマクラーレンがやりとりしていた無線メッセージの、綿密な分析が含まれていたと明かした。
2020年の春に、フェラーリはセバスチャン・ベッテルの後任としてサインツと契約した。開幕が遅れたF1シーズンが始まる1カ月以上前のことだった。
フェラーリによるサインツ起用の決定は、26歳の彼のスキルのみならず、性格や仕事へのアプローチを徹底的に評価した結果によるものだった。
「彼にオファーを出す前、我々は彼のコミュニケーションの取り方を把握するために、無線でのやりとりをすべて聞いた。彼のコミュニケーションの仕方をみることで、仕事へのアプローチについてかなり把握することができる。かなり正確にだ」とビノットは先月にポッドキャスト『Beyond the Grid』のなかで語った。
「彼は勤勉で整然としており、頑強だ。こうしたすべての要素が我々にとって重要だったと考えている」
ビノットは、サインツの規律ある効率的なアプローチを高く評価する一方で、彼の持つスピードとレース技術、そして安定したパフォーマンスを発揮できる能力についても重視したと語った。
「(サインツは)レースで安定している。速くて、防御も攻撃もするが、常に一貫したやり方でマシンをフィニッシュラインまで持ち帰る。コンストラクターズ選手権でポイントを獲得し、いいシーズンを築き上げていく優れたドライバーだ」
「彼のスピードについても分析した。私は彼は速いと思っている。我々は彼は速いドライバーであるという判断を下した。(チームメイトのランド・)ノリスは昨年の段階ですでに速さがあることを証明しているが、彼と比較しても、カルロスは非常に速かった」
「2020年のカルロスは非常に強力だったと思う。予選において以前より改善したようだし、レースでもとても速い」
「彼は勤勉なドライバーだ。それに加えて彼は若い。これから何年もかけてF1で経験を積んでいくことができる。キャリア終盤ではなく、まだ若いドライバーなので、今後成長する時間がたっぷりあるのだ」
「フェラーリ」をもっと詳しく
「フェラーリ」のニュース
-
トヨタとポルシェだけじゃない。前年覇者フェラーリ、2024年のル・マンは三つ巴以上の争いになると予想5月23日11時33分
-
ニューウェイのマネージメントを務めるジョーダン、フェラーリF1との契約を否定「彼自身が何をしたいかまだ決めていない」5月23日8時0分
-
ハースF1を離れた元テクニカルディレクターのレスタ、ガーデニング休暇後はメルセデスに加入へ5月23日7時0分
-
上位勢のギャップが消えつつあることは「F1にとって良いニュース」とフェラーリF1代表5月22日12時35分
-
『フェラーリ550GTSマラネロ(2004年)』国産3大ワークスに果敢に挑んだFRの跳ね馬【忘れがたき銘車たち】5月22日8時31分
-
2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)5月21日12時24分
-
ルクレール「レッドブルとマクラーレンは、直線スピードを上げる“奇妙な方法”を知っている」フェラーリ/F1第7戦5月20日17時30分
-
メルセデス、6位&7位にとどまるも「マクラーレンやフェラーリほど目立たないが、僕らも改善している」とハミルトン5月20日17時26分
-
前澤友作氏、『フェラーリ・チャレンジ』で“洗礼”のクラッシュ5月20日14時52分
-
【ポイントランキング】2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP終了時点5月20日9時35分
スポーツニュースランキング
-
1「本気で言っているのか?」絶好調の今永昇太が米番組内で”新事実”を告白! 隠し持つ武器に米メディア衝撃「フェアな話ではない」 ココカラネクスト
-
2井上尚弥に止まぬ特大評価 リング誌の“ウシク1位”にメキシコ名伯楽が異論「イノウエはあまり騒がない。それでも十分偉大」 ココカラネクスト
-
3大谷翔平が“史上5人目の快挙”へ! 第1打席に左前打で4試合連続安打 打率「.350」維持なら歴史的記録を達成 ココカラネクスト
-
4なぜグッドマン陣営は井上尚弥戦を“渋る”のか? 膠着状態が続くなかで考えられるモンスターの「理想プラン」とは ココカラネクスト
-
5大谷翔平が大ピンチ!なんで、こんな打てるんだ…!? イチローが認めた安打製造機の“内角変態打ち”がヤバすぎる ファン騒然「4割到達しそう」「イチローかな」 ABEMA TIMES