レアル・マドリード、史上初の袖スポンサーにPC大手『HP』…年間約112億円の契約か

　レアル・マドリードは2日、IT機器大手『ヒューレット・パッカード（HP）』と2027年までのグローバル・テクノロジー・スポンサー契約を締結した。

　パートナーシップの一環として、『HP』のロゴがユニフォームの左袖に掲出される。男女トップチームとリザーブチームのユニフォームの袖にスポンサーロゴが入るのは、レアル・マドリードの121年の歴史で初の出来事になるという。

　スペイン紙『アス』によると、『HP』がレアル・マドリードに支払うスポンサー料は、年間7000万ユーロ（約112億円）となる模様。レアル・マドリードは胸スポンサーの『エミレーツ航空』から同額を受け取り、サプライヤーの『アディダス』とは年間1億1760万ユーロ（約188億円）の契約を結んでいる。“白い巨人”は新たなパートナーの獲得により、ユニフォームのスポンサー料だけで年間2億5000万ユーロ（約400億円）以上を得ることになる。

　また、パートナーシップには、「クラブの様々な分野におけるデジタル変革を加速させ、サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリードのファン体験を向上させる」取り組みも含まれる。HPのグローバル・ディレクターを務めるアントニオ・ルシオ氏は、「HPとレアル・マドリードは、ファンを喜ばせ、卓越したパフォーマンスを可能にし、コミュニティにポジティブな影響を与えるという共通の情熱を持つ、2つの象徴的なグローバルブランドです」と、世界最大級のサッカークラブとの提携に喜びを示した。

　新たなスポンサーロゴが入ったユニフォームは、4日に行われるラ・リーガ第23節アトレティコ・マドリード戦から着用される。


【公式動画】レアル・マドリードのユニフォームに「hp」が仲間入り