セルティックOB皮肉「旗手怜央抜きでもW杯優勝」岩田智輝落選に不満も
セルティック所属のFW古橋亨梧とMF旗手怜央を日本代表に招集しなかった森保一監督への批判が止まない。元日本代表の中村俊輔氏とチームメイトだったセルティックOBが、両選手のみならずMF岩田智輝の落選にも不快感をあらわにしている。
古橋亨梧と旗手怜央はセルティックの主力選手として活躍。しかし昨年11月開催のFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)につづき、今月下旬のキリンチャレンジカップ2試合でも日本代表に招集されなかった。
また岩田智輝は昨季横浜F・マリノスをJ1優勝に導くとともに、JリーグMVPのタイトルも獲得。セルティック移籍後はレギュラーを掴めていないだけに、昨年7月のE-1選手権(旧東アジアサッカー選手権)以来となる日本代表メンバー入りとはならなかった。
森保一監督は古橋亨梧と旗手怜央の招集外について「彼らのやっていることは見てきていますし、結果を出している、チーム内で存在感が上がっていることも見ています。招集ですが、これという絶対的な判断基準がすべてあるわけではなく、総合的にです」
「リーグのレベルや置かれている状況もあったり、いろんなことを考えての招集です」と説明。『デイリーレコード』をはじめスコットランドの複数メディアは、「森保一監督はスコットランド1部リーグのレベルが低いと考えている」と解釈している。
そんな中、セルティックOBのフランク・マカベニー氏も日本代表の選手選考に疑問を投げかける。同氏は英メディア『フットボール・インサイダー』のインタビューにおいて、「森保一監督は選手たちの知った上で2026年のワールドカップに向けてチーム作りを行うといっていたが、私にとっては愚かなことだ」
「もし森保一監督が旗手怜央よりも良い選手を招集していれば、日本代表はワールドカップで優勝するだろう。昨年のJリーグでベストプレーヤーだった岩田智輝も招集していない。あれだけのクオリティを兼ね備えた選手がおらず、奇妙に感じる。森保一監督の選考は不可解だ」とコメント。皮肉を交えながら日本代表監督に厳しい目を向けた。
なお今回の日本代表には、カタールW杯から引き続きセルティック所属FW前田大然がメンバー入り。日本国内のサッカーファンからは、森保一監督の選考基準の矛盾を指摘する声も上がっている。
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