佐藤琢磨の2024年インディ500マシンカラーリングがお披露目。多くの日本企業がサポート
3月18日、NTTインディカー・シリーズに参戦するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)が2024年『第108回インディアナポリス500(インディ500)』で佐藤琢磨が駆るマシンのカラーリングを発表した。
RLLでは2012年および2018〜2021年にインディカーに参戦した琢磨。シリーズ6勝のうちの4勝はRLLで挙げたもので、2020年のインディ500では琢磨とチームにとって2度目のインディ500制覇を成し遂げている。
琢磨にとって2024年のインディ500は15回目の挑戦。RLLでは6回目の参戦となる5月26日の決勝レースを前にチームは琢磨がドライブする75号車のマシンカラーリングをお披露目した。
公開されたカラーリングは、ホワイトをベースにレッドとブラック、そしてグリーンが入れられており、F1時代のBARホンダを彷彿とさせるデザインとなっている。
メインスポンサーは日本の金属加工機械メーカー『アマダ』の米国法人であるアマダ・アメリカが務め、パナソニックオートモーティブやNiterra(日本特殊陶業)、デロイト トーマツ コンサルティング、ナックといった多くの日本企業も琢磨の挑戦を引き続きサポートする。
琢磨は「名高い日本の企業が第108回インディ500への参戦をサポートしてくださることを発表でき、とても嬉しく思います」と語った。
「パナソニックオートモーティブ、Niterra、デロイト トーマツ、ナック、ホンダ、HRC(ホンダ・レーシング)、そして僕のインディカーでのキャリアを応援してくれる皆さまからの継続的なサポートに非常に感謝しています」
「今年5月には、同じく日本の老舗企業であるアマダがレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの取り組みに参加することになりました。これは本当に素晴らしいことです」
「カラーリングされたマシンは素晴らしく、どこかノスタルジックなテイストのデザインを見ることができてとても誇りに思います。僕にとっても本当に幸せな瞬間ですし、ファンの皆さんにも楽しんでもらえたらいいなとと思います」
最後には「第108回大会のスタートが待ち遠しいです!」と意気込んだ琢磨。3度目となるインディ500制覇の瞬間を見ることができるだろうか。今年はホンダ・レーシングのアドバイザーにも就任した琢磨のさらなる活躍が楽しみだ。
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