全日本ロードもてぎテスト初日は中須賀が首位。チームHRCは伊藤真一が走行
栃木県・ツインリンクもてぎで3月20日(火)より全日本ロードレース選手権もてぎ公開テストが始まり、初日は中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が、1分48秒932でトップとなった。
朝から雨模様となりウエットコンディションでセッションが始まった。気温も低く、路面温度も最も上がったときで14度と決していいコンディションではなかった。そえでもお昼までに雨はほぼ止み、路面も乾いていく。
この厳しいコンディションのなか、着実にテスト項目をこなしトップタイムをマークしたのは、中須賀だった。最終セッションは、気温が下がって行く状況だったが終盤に1分48秒932をマーク。このタイムは、2番手の津田拓也(ヨシムラスズキMOTUL)を2秒以上引き離す圧倒的なものだった。
初日をトップで終えた中須賀は「鈴鹿から仕様変更したサスペンションのテストを行っているのですが、今回もツインリンクもてぎに合わせたセットを出すために、いろいろメニューをこなしました。今日は転倒も多かったですし、決していいコンディションではありませんでしたが、ドライでも走ることができたので、よかったですね。その甲斐もあって、マシンはいい方向に来ていますし、開幕戦に向けていいテストになったと思います」とテストを振り返る。
一方、ディフェンディングチャンピオンの高橋巧(Team HRC)は、もてぎに姿を現すものの、先日負傷した左手の回復が思わしく、今回はテストをキャンセル。代わりに伊藤真一がマシンテストを行っていた。
2番手の津田が1分51秒051、以下、秋吉耕佑(au・テルルMotoUP RT)が1分51秒153、高橋裕紀(MORIWAKI MOTUL RACING)が1分51秒211、野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)が1分51秒554、水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)が1分51秒579、前田恵助(YAMALUBE RACING TEAM)が1分51秒803、渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN)が1分51秒975と、ここまでが1分51秒台で続いた。
J-GP2クラスは岩戸亮介が1分54秒207、ST600クラスは、岡本裕生が1分56秒574で、それぞれクラストップにつけた。
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