韓国代表のラフプレー警戒!中村憲剛、川崎時代の経験もとに「すごい来る」
大岩剛監督率いるU23日本代表は、今月19日深夜(日本時間)にUAE代表と対戦するほか、22日には韓国代表と激突。日韓戦を前に、日本代表OBの内田篤人氏や中村憲剛氏が対戦相手のプレースタイルに言及している。
日本は16日開催のグループステージ初戦で、中国に1-0と勝利。ただ、この試合では前半17分にDF西尾隆矢(セレッソ大阪)が肘打ち行為により一発退場。1人少ない状況で70分以上を戦っただけに、MF松木玖生(FC東京)をはじめ一部選手の疲労蓄積が心配される。
また、アジアサッカー連盟(AFC)の規律倫理規定によると、中国戦で「乱暴な行為」により退場処分を受けた西尾には、少なくとも3試合の出場停止処分が科される見込み。韓国戦での出場は絶望的とみられる。
中国戦での退場劇もあり、コンディション面で不安を抱えている日本。厳しい戦いが予想される中、インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月18日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」では、日本代表OBのパリ五輪予選を展望している。
その中で内田氏は日韓戦について「ゴリゴリです」と語るなど、韓国のプレー強度やラフプレー、フィジカル勝負を警戒。中村氏はかつて川崎フロンターレの一員として、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の舞台で韓国勢と対戦していただけに「ACLもそうですけどね。(韓国は)すごい来る。3戦目までにどうなっているのか(という部分が重要)」と、内田氏の見解に頷いている。
また、内田氏は「やっぱり五輪出てほしい」と大岩ジャパンの快進撃を期待しつつも、「カタール開催というのがね。中東パワーあるから」と完全アウェイの雰囲気でプレーする可能性を警戒した。
西尾の退場により、MF山本理仁(シント=トロイデンVV)を22分で交代させるなど、初戦からアクシデントに見舞われた日本。韓国のプレースタイルを踏まえると、日韓戦では体力の消耗が予想される。それだけに、UAE戦も含めて大岩剛監督やコーチングスタッフによるマネジメントが勝負の行方を左右するかもしれない。
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