ボッタス「入賞圏内の順位を守ろうしたが、予選のような速さを発揮できなかった」:アルファロメオ F1第5戦決勝
2023年F1第5戦マイアミGPの決勝レースが行われ、アルファロメオのバルテリ・ボッタスは13位、周冠宇は16位でレースを終えた。
■バルテリ・ボッタス(アルファロメオF1チーム・ステーク)
決勝=13位(57周/57周)
この週末にはいくつかポジティブな収穫があった。ただ、トップ10で戦うためには、まだやるべきことが多い。
レースのスタートはかなりうまく決まって、いくつかポジションを上げて余裕でポイント圏内にいた。そして、そのまま戦い続けてポジションを守ろうとベストを尽くしたが、残念なことに昨日のような速さは発揮できなかった。予選のシングルラップでは、競争力を引き出すことができたんだけどね。
実際のところ、僕がフィニッシュした順位が、チームの現時点での実力を反映したものだと思うし、さらに進歩するために努力を続ける必要がある。当面の最大の課題は、もう一歩前進して競争力を取り戻すことだ。イモラには新しいパーツが持ち込まれる予定で、それらがうまく機能すれば、またポイントを争えるようになるだろう。チームとして進めてきた仕事は間違っていないという自信がある。今後のレースを楽しみにしているよ。
■周冠宇(アルファロメオF1チーム・ステーク)
決勝=16位(57周/57周)
この週末は、特に予選のパフォーマンスという点で確実に進歩した。けれども、以前のように日曜にトップ10を争うには、まだかなりのハードワークが必要だ。今日はDRSトレインからなかなか抜け出せず、周囲にスペースがあるところでスピードを発揮できたのは、レースがずいぶん進んでからのことだった。土曜の成績の明るい面を見て、今後に目を向けようと思う。
このクルマを進歩させるために、ファクトリーでは誰もがハードワークを続けている。次のイモラでは、投入予定のアップグレードだけではなく、常設サーキットでのレースに戻ることも楽しみにしている。いまのところ僕らのパッケージには、ストリートコースよりもそちらの方が合っているようだからね。希望を持ってハードワークを続けるよ。
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