『ジャガーIペース eトロフィー』が2019/20年シーズンをもって終了。新型コロナの影響を受け
ジャガー・レーシングは5月18日、ABBフォーミュラE選手権との併催戦『ジャガーIペース eトロフィー』を、新型コロナウイルスによるジャガーの戦略見直しにより、2019/20年シーズンをもって終了することを発表した。
イギリスの自動車メーカー、ジャガーが販売している『ジャガーIペース』を使用して2018年にスタートしたIペース eトロフィーは、フォーミュラEのサポートレースとして開催されている。
しかし、シリーズ開始後から参戦台数の確保に苦戦し、ジャガーは“20台のグリッド”を当初の目標として掲げていたが、初年度となった2018/19年シーズンでは平均12台の参戦に留まっていた。
2年目となった2019/20年シーズンでは、2019年11月にサウジアラビア・ディルイーヤでダブルヘッダーとしてシーズン開幕を迎え10台がエントリー、その後も日本からチーム・ヨコハマ・チャレンジのドライバーとして元GPライダーの青木拓磨が参戦するなどしたが、参戦台数は伸びず、シリーズは現在、新型コロナウイルスの感染拡大によってキャンセルが続いている。
ジャガー・レーシングは、現在シーズンが中断している2019/20年のIペース eトロフィーは最後まで見届けると声明を出しているが、新型コロナウイルスによる世界的な健康危機が続いているため、それが可能かどうかは不明な状況だ。
また、このIペース eトロフィーのシリーズ終了によるジャガーのフォーミュラEプログラムへの影響はないとしており、フォーミュラEでの成功を今後も継続して積み上げていくとしている。
ジャガー・レーシングのチーム代表ジェームズ・バークレイはIペース eトロフィーについて、「我々が目指した目標の多くを実現してきた」と述べた。
「しかし、新型コロナウイルスのパンデミックという前例のないこの時期に、我々は戦略を見直し、2シーズンの成功を収めたジャガーIペース eトロフィーシリーズを撤退するという決断を下した」
「私たちは、電動モータースポーツとジャガー・レーシング・フォーミュラEプログラムを、電動モビリティとデスティネーション・ゼロ(ジャガーが掲げる排出ゼロ、事故ゼロ、渋滞ゼロへの理念)への移行の重要な一部として、引き続き全面的に取り組んでいく」
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