インディカー:リッチモンド戦とトロント戦の中止を発表し、2020カレンダーを再変更
NTTインディカー・シリーズは、新型コロナウィルス感染拡大の影響によりリッチモンドとトロントの2レースの中止を発表し、調整した新たなレース開催スケジュールを明らかにした。
新型コロナウィルスの影響で、開幕戦のセント・ピーターズバーグが急きょ延期となったインディカー。その後、北米での感染が拡大し多くのレースを中止。さらに、毎年5月末に予定されていた伝統のインディアナポリス500マイルレースは8月末の開催に変更するなど大幅なスケジュール変更を強いられた。
感染のピークを迎えたとして5月7日に、6月6日のテキサス・モータースピードウェイ戦からシーズンをスタートすることを発表したインディカー。さらに13日には延期未定となっていたセント・ピーターズバーグ戦を10月25日の最終戦にすることを発表。全15戦で2020年シーズンは争われることとなった。
しかし、5月21日に6月27日に予定していたリッチモンド戦と、7月12日のカナダ・トロント戦の中止を決定し、6月21日に予定されていたロード・アメリカ戦を7月11、12日に変更しダブルヘッダー戦とすることを発表した。
リッチモンド市があるバージニア州では、7月までイベント開催が許されず、さらにカナダのオンタリオ州トロント市も7月と8月の主要なイベントなどの開催許可を取り消すことを発表しており、スケジュール変更を余儀なくされ、2イベントともに中止となった。
インディカーCEOのマーク・マイルズは、「チームとドライバーたちはトラックに戻る準備ができており、テキサスモータースピードウェイで世界クラスのアクションを届けるよ」
「この前例のない時期に、インディカーのシーズンをスタートする機会に感謝している。素晴らしいショーを披露できると確信している」とコメントし、6月6日のテキサスでの開幕戦は予定通り開催することを強調した。
■インディカー・シリーズ2020年新レースカレンダー(5月22日時点)
Date | Course |
---|---|
6月6日 | テキサス・モータースピードウェイ/オーバル |
7月4日 | インディアナポリス・モータースピードウェイ/ロードコース |
7月11日 | ロード・アメリカ/ロードコース |
7月12日 | ロード・アメリカ/ロードコース |
7月17日 | アイオワ・スピードウェイ/オーバル |
7月18日 | アイオワ・スピードウェイ/オーバル |
8月9日 | ミド・オハイオ・スポーツカーコース/ロードコース |
8月23日 | インディアナポリス500マイルレース/オーバル |
8月30日 | ゲートウェイ/オーバル |
9月13日 | ポートランド・インターナショナル・レースウェイ/ロードコース |
9月19日 | ウェザーテック・レースウェイ・ラグナセカ/ロードコース |
9月20日 | ウェザーテック・レースウェイ・ラグナセカ/ロードコース |
10月3日 | インディアナポリス・モータースピードウェイ/ロードコース |
10月25日 | セント・ピーターズバーグ/ストリート |
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