ハミルトン7番手に沈む「セッティングがうまくいかず状況が悪化。ここからでは優勝は無理」メルセデス/F1第5戦予選
2021年F1モナコGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは7番手、バルテリ・ボッタスは3番手だった。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=7番手
FP3 7番手(1分12秒020/20周)
予選 7番手(Q1=7番手1分11秒622:Q2=7番手1分11秒116:Q3=7番手1分11秒095)
木曜にはマシンの感触はさほど悪くなかったのだが、変更を加えた結果、今日はひどい状態になってしまった。振り出しに戻ってどうしてこうなったのかを考える必要がある。
とにかくグリップがなかった。それで行き過ぎたり、さらにプッシュしようとするわけだけど、まるで結果が出ない。全く改善しないんだ。全体的に難しい一日だったよ。
バルテリはマシンのパフォーマンスを引き出せていたようだけど、僕たちが問題を抱えていたことは間違いない。
モナコはオーバーテイクがほぼ不可能だし、このグリッドで周囲のマシンが似たようなスピードで走っていると、まず追い抜きはできない。今回は土曜が重要だったんだ。最低でも7番手を維持して、それより上に行けるかどうか見ていくしかないね。
(F1公式サイトに語り)今日はタイヤが問題だった。タイヤが機能しないんだ。スライドしまくっていたよ。ここは予選がすべてだから、今回は優勝にはまず届かない。
雨が降ればいいのにな。降らないと思うけど、降ったらうれしい。
(7位に沈んだことへの)腹立ちはない。もちろん悔しいけど、今は比較的冷静だ。自分にやれることはないと分かっているからね。
木曜には、トップ3をかけて戦えるのではないかと期待していた。でもその後の作業によって間違った方向に行ってしまった。仕方ないよ。何事からも学んでいくしかない。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 予選=3番手
FP3 4番手(1分11秒765/21周)
予選 3番手(Q1=1番手1分10秒938:Q2=3番手1分10秒695:Q3=3番手1分10秒601)
木曜日も、今朝のフリー走行になっても、マシンのフィーリングは最高というわけではなかった。依然としてタイヤのウォームアップで苦労していたんだ。このマシンはここのようなトラックに向いていないんだ。それでも予選に向けてセットアップを最適化できたと思う。少し変更を加えたことで感触が良くなった。
予選が進むにつれ、ポールポジションを狙うチャンスがあることが分かった。だから、最後のアタックを終えられなかったのは残念だ。あのラップがポールを獲るのに十分だったかどうかは知りようがないが、赤旗まではいいラップを走っていて、コンマ1秒かコンマ2秒速いペースだったんだ。
多くのチームが上位で争ってるのは素晴らしいことだし、エキサイティングだ。全員がコース上で全力でプッシュし、できる限り前に進もうとしている。明日はきっと接戦になるだろう。
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