マンC、“注目銘柄”デクラン・ライス獲得に乗り出す! アーセナルとの争奪戦の行方は?
サッカーキング2023年6月23日(金)13時40分
今夏ウェストハムからの移籍が確実視されているライス [写真]=Getty Images
ウェストハムに所属しているイングランド代表MFデクラン・ライスの争奪戦に、マンチェスター・Cが参戦する模様だ。複数のイギリスメディアが報じている。
ライスに関しては今夏の移籍が取り沙汰されており、ウェストハムのデイビッド・サリバン会長が「彼はここから去ることを心に決めていた。引き留めることはできない」などと話したことから、ステップアップが確実視されている。イングランド国内だけでなくバイエルンからも関心が報じられた中、移籍先の筆頭候補として名前が挙がっていたクラブがアーセナルだ。既に個人条件面では合意に至っていることが報じられながらも、アーセナルは未だクラブ間交渉をまとめられず。20日には移籍金7500万ポンド(約135億円)にボーナス1500万ポンド(約27億円)という条件で今夏2度目のオファーを提示したものの、移籍金の支払いが5年間の分割になっていたことやボーナス達成条件の難しさなどが影響し、ウェストハムが拒否したことが明るみに出ていた。
当時、イギリスメディア『アスレティック』は、クラブ間合意にこそ至っていないものの、アーセナルがライス獲得のポールポジションに立っていると報じていた。だが、ここに来てマンチェスター・Cが本腰を入れて獲得に乗り出しているという。
マンチェスター・Cは2022-23シーズン、プレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグの“トレブル”を達成。イングランド国内では1998-99シーズンにマンチェスター・Uが実現させて以来の快挙を成し遂げていた。だが、“トレブル”達成に大きく貢献した1人であるドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンは、今年6月末に満了を迎えるマンチェスター・Cとの契約を延長せず、バルセロナへの移籍が決定的となっている。このような状況を踏まえ、マンチェスター・Cは既にチェルシーからクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチの獲得に近付いているが、ライスの獲得にも動いている模様だ。既にジョゼップ・グアルディオラ監督とは2022-23シーズンの終盤に話し合いの場を設けていたという。
現時点で、イギリスメディア『ガーディアン』はライスの希望する移籍先はアーセナルだと報道。ロンドンでの暮らしを続けられること、自身を絶対的な主力に据えたプランを提示されたこと、さらにはミケル・アルテタ監督のスタイルに共感していることなどが理由として挙げられている。一方、『スカイ・イタリア』のジャンルカ・ディ・マルツィオ記者はマンチェスター・Cがライス獲得に向けて1歩リードしており、合意間近だと報じた。
数々の情報が錯綜する中、近日中にはアーセナルから3度目の、そしてマンチェスター・Cからは初回のオファーが提示されるだろう。マンチェスター・Cはウェストハムの要求額である最大1億ポンド(約181億円)近い移籍金を用意できる見込みで、アーセナルが提示する条件面が鍵を握りそうだ。いずれにせよ、両クラブはこのオファーでライスの獲得を確定させるべく動きそうで、条件面でウェストハムが首を横に振る可能性は低いと目されている。
現在24歳のライスは2013年夏にチェルシーのアカデミーからウェストハムの下部組織に移籍し、プロデビューを飾ってから同クラブ一筋でここまでキャリアを積んできた。2022-23シーズンは、18シーズンもの間ウェストハムに在籍したイギリス人MFマーク・ノーブル氏が前シーズン限りで現役を引退したことを受け、クラブの“レジェンド”から腕章を引き継いでキャプテンに就任。公式戦50試合のピッチに立って5ゴール4アシストを記録し、クラブのヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)優勝にも大きく貢献した。
ライスはイングランド代表でも主力に定着しており、EURO2020やFIFAワールドカップカタール2022の全試合にスタメン出場するなど、今やイングランドサッカー界を代表する1人の選手として活躍を続けている。今夏の“注目銘柄”争奪戦を制するのは、アーセナルとマンチェスター・Cどちらのクラブになるだろうか。
ライスに関しては今夏の移籍が取り沙汰されており、ウェストハムのデイビッド・サリバン会長が「彼はここから去ることを心に決めていた。引き留めることはできない」などと話したことから、ステップアップが確実視されている。イングランド国内だけでなくバイエルンからも関心が報じられた中、移籍先の筆頭候補として名前が挙がっていたクラブがアーセナルだ。既に個人条件面では合意に至っていることが報じられながらも、アーセナルは未だクラブ間交渉をまとめられず。20日には移籍金7500万ポンド(約135億円)にボーナス1500万ポンド(約27億円)という条件で今夏2度目のオファーを提示したものの、移籍金の支払いが5年間の分割になっていたことやボーナス達成条件の難しさなどが影響し、ウェストハムが拒否したことが明るみに出ていた。
当時、イギリスメディア『アスレティック』は、クラブ間合意にこそ至っていないものの、アーセナルがライス獲得のポールポジションに立っていると報じていた。だが、ここに来てマンチェスター・Cが本腰を入れて獲得に乗り出しているという。
マンチェスター・Cは2022-23シーズン、プレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグの“トレブル”を達成。イングランド国内では1998-99シーズンにマンチェスター・Uが実現させて以来の快挙を成し遂げていた。だが、“トレブル”達成に大きく貢献した1人であるドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンは、今年6月末に満了を迎えるマンチェスター・Cとの契約を延長せず、バルセロナへの移籍が決定的となっている。このような状況を踏まえ、マンチェスター・Cは既にチェルシーからクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチの獲得に近付いているが、ライスの獲得にも動いている模様だ。既にジョゼップ・グアルディオラ監督とは2022-23シーズンの終盤に話し合いの場を設けていたという。
現時点で、イギリスメディア『ガーディアン』はライスの希望する移籍先はアーセナルだと報道。ロンドンでの暮らしを続けられること、自身を絶対的な主力に据えたプランを提示されたこと、さらにはミケル・アルテタ監督のスタイルに共感していることなどが理由として挙げられている。一方、『スカイ・イタリア』のジャンルカ・ディ・マルツィオ記者はマンチェスター・Cがライス獲得に向けて1歩リードしており、合意間近だと報じた。
数々の情報が錯綜する中、近日中にはアーセナルから3度目の、そしてマンチェスター・Cからは初回のオファーが提示されるだろう。マンチェスター・Cはウェストハムの要求額である最大1億ポンド(約181億円)近い移籍金を用意できる見込みで、アーセナルが提示する条件面が鍵を握りそうだ。いずれにせよ、両クラブはこのオファーでライスの獲得を確定させるべく動きそうで、条件面でウェストハムが首を横に振る可能性は低いと目されている。
現在24歳のライスは2013年夏にチェルシーのアカデミーからウェストハムの下部組織に移籍し、プロデビューを飾ってから同クラブ一筋でここまでキャリアを積んできた。2022-23シーズンは、18シーズンもの間ウェストハムに在籍したイギリス人MFマーク・ノーブル氏が前シーズン限りで現役を引退したことを受け、クラブの“レジェンド”から腕章を引き継いでキャプテンに就任。公式戦50試合のピッチに立って5ゴール4アシストを記録し、クラブのヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)優勝にも大きく貢献した。
ライスはイングランド代表でも主力に定着しており、EURO2020やFIFAワールドカップカタール2022の全試合にスタメン出場するなど、今やイングランドサッカー界を代表する1人の選手として活躍を続けている。今夏の“注目銘柄”争奪戦を制するのは、アーセナルとマンチェスター・Cどちらのクラブになるだろうか。
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