マンC退団デブルイネ 本拠最終戦でファンに別れ「みんな愛してる。また会おう」グアルディオラ監督も涙

2025年5月21日(水)11時13分 スポーツニッポン

 ◇イングランド・プレミアリーグ第37節 マンチェスターC3—1ボーンマス(2025年5月20日 マンチェスター)

 今季限りでの退団が決まっているマンチェスター・シティーのベルギー代表MFケビン・デブルイネ(33)が20日(日本時間21日)、今季ホーム最終戦に先発した。後半24分までプレーし、試合後のセレモニーでは10シーズンを過ごした本拠エティハド・スタジアムに詰めかけたファンに別れを告げた。

 3—1で勝った試合後、デブルイネは照明が落とされたピッチに家族と一緒に登場。グアルディオラ監督が涙を流し、大型スクリーンにセルヒオ・アグエロ氏、ヴァンサン・コンパニ氏(バイエルン・ミュンヘン監督)ら新旧チームメートからのメッセージ動画が流れる中、「マンチェスターは故郷です。10年もここにいて、これほど素晴らしい成果を出せるとは思っていませんでした。数え切れないほどの瞬間がありました。本当に楽しかった」とあいさつした。

 クラブはこの日、スタジアムの外にデブルイネの銅像を建てることを発表。聞いた本人は「これは私が常にこのクラブの一員であることを意味する。私は常にピースであり続けたい」と感謝を示し、ファンから「やめないで」コールが起きる中、「10年もたって、そろそろサヨナラを言う時が来たんだと思う。必ず戻ってくる。みんな愛してる。また会おう」と語りかけた。

 デブルイネはウォルフスブルク(ドイツ)から15年にマンへ移籍加入。冷静なゲームメークと抜群の決定力を武器に10シーズンで計421試合108得点をマークし、プレミアリーグ6度、FA杯4度、欧州チャンピオンズリーグ(CL)1度など数々のタイトル獲得に貢献した。今季限りで契約満了となり、クラブから新たな契約提示もなかったため4月にSNSで退団を発表。グアルディオラ監督はスカイスポーツに「悲しい日だ。彼がいなくなるのは寂しい。この素晴らしい10年間を忘れることはないだろう」と心境を明かした。

スポーツニッポン

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