「米って田んぼでできるんですよ」農相後任の小泉進次郎がトレンド入り “進次郎構文”の大喜利状態に

2025年5月22日(木)6時0分 女性自身

「コメはもちろん買ったことがあります」


胸を張って回答したのは、「コメは買ったことがない」発言で辞任に追い込まれた江藤拓農林水産相(64)の後任に起用された小泉進次郎元環境相(44)だ。5月20日に報道陣から江藤氏の失言に絡めて質問された際の回答だった。


5月18日に佐賀市内で開かれた自民党佐賀県連の政治資金パーティーで講演した江藤氏は、「私もコメは買ったことありません。正直 支援者の方々がたくさんコメをくださるんでね。まさに売るほどあります。私の家の食品庫には」と発言。首相はいったん江藤氏の続投を決めたが、国民の怒りは収まらず、20日に江藤氏は辞表を提出。事実上の更迭となった。


21日、石破茂首相(68)は小泉氏に“コメの価格の安定に取り組むよう”指示したといい、小泉氏も「“コメ担当大臣”という思いで集中して取り組んでいきたい」と記者団に意気込みを語った。


「小泉氏は、’15年に自民党農林部会長として農協改革などに取り組んだ経験があり、現在は自民党の水産総合調査会長を務めています。石破首相は、21日の党首討論で『新しい農相の下で必ずコメ価格を下げる』と強弁し、小泉氏への期待をにじませました。


石破首相には、44歳と若く、高い知名度と発信力のある小泉氏の起用で国民の信頼を取り戻す狙いがあるのでしょうが、これまでの小泉氏の評価は賛否分かれるところです。ネット上ではすでに“進次郎構文”の大喜利状態となっています」(全国紙政治部記者)


小泉氏はこれまで“進次郎構文”と呼ばれる、「A=A」のようなトートロジー(同語反復)や抽象的な独自の言い回しで度々話題になってきた。


環境相に就任したばかりの’19年9月、国連サミットで訪米中に小泉氏は「今のままではいけないと思っています。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている」「気候変動にセクシーに取り組む」などと発言。’21年3月にはラジオ番組で「プラスチックの原料って石油なんですよね。意外にこれ知られてないんですけど」と発言。


小泉氏の迷言をあげれば枚挙にいとまがないが、ネット上ではすでに大盛り上がりに。


《米って田んぼでできるんですよ。知ってました?》
《米不足ということは..家に米がないということなんです》
《洗わなくても炊ける無洗米っていうお米があるんですよ》
《おぼろげに浮かんだ数字が米の値段になる》
《コメを入れる袋が有料になる》


また、小泉氏が環境相の時期にレジ袋の有料化が始まったことから、Xでは一時「米袋有料化」が政治のトレンドになるなど、進次郎氏の動向に注目が集まっている。米価格の安定という大きな課題にどう取り組むのか、今後の発言も含めて期待したい。

女性自身

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