長谷川唯がマンC女子の年間最優秀選手に選ばれた理由とは?

2025年5月22日(木)13時30分 FOOTBALL TRIBE

長谷川唯 写真:Getty Images

 ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)のマンチェスター・シティ・ウィメンズで、年間最優秀選手に選出された日本女子代表MF長谷川唯(5月10日発表)。候補に挙がっていたFWメアリー・ファウラーやDFカースティン・カスパリジを抑えての、長谷川にとって同クラブで初の受賞となった。


 今2024/25シーズンにおける長谷川の公式戦出場数は38試合で、MFジェス・パークと並ぶ最多。唯一欠場したのは1月のFAカップ4回戦で、シティ加入以降99試合中95試合に出場し、小柄ながらも際立った鉄人ぶりを見せている。


 長谷川はボール保持時でも際立ち、相手陣での成功パス数ではアーセナル・ウィメンのFWマリオナ・カルデンテイに次ぐ2位、ドリブル成功数(36回)はリーグ最多。得点で終わるプレーの起点となった回数(125回)も、チェルシー・ウィメンのMFヨハンナ・リッティン・カネリド(107回)を上回り、全ミッドフィールダーで最多だった。


 また、長谷川はボールを保持していない場面でも高い数値を残しており、リーグ全体で最多のボール奪取数を記録。中盤での奪取数も最多だった。
 UEFA女子チャンピオンズリーグ(CL)でもアーセナルMFキム・リトル(89回)に次ぐ80回のボール奪取を記録しており、チームが準々決勝以降に進出していないにもかかわらず上位に食い込んだ長谷川。インターセプト数19回、走行距離11.7kmはいずれも1位、タックル数27回で4位、デュエル勝利数44回で7位と、世界トップレベルの選手たちと肩を並べている。

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