「これからの戦いを感じてもらえる試合を」　なでしこMF長谷川唯が意気込み

　なでしこジャパンは6日に国際親善試合でコロンビア女子代表とヨドコウ桜スタジアムで対戦する。

　前日練習後、マンチェスター・シティに所属するMF長谷川唯は「日本の皆さんに見てもらえるのが楽しみですし、自分は普段通りと言いますか、チームで見せているプレーを明日も見せられたら」と意気込み。

　ニルス・ニールセン新監督を迎えて戦った2月の『2025 SheBelieves Cup』では3連勝で大会初優勝という結果を残して、今回の試合となるが、「練習では結構止めて、『こういうときはこうする』、ボールの持ち運び方、ボールを持っている選手がフリーだったらパスを簡単に味方に出さないとか、細かい部分、ビルドアップに役立つような、個人個人でのプレーのところもアドバイスをもらえているので、すごくいい方向に働いていると思います」と、『2025 SheBelieves Cup』ではほぼ試合と移動に時間を費やした活動だった分、今回の活動はより戦術面での落とし込みも進んでいると話す。

「守備の位置が高かったり、今までとは違うところが見受けられたと思います。それを今回の試合でも見せていきながら、なでしこジャパンのこれからの戦いを見ていても感じてもらえるような試合ができたら」と話す長谷川。「海外でプレーしている選手が増えている中で、自分らしさやそれぞれの特徴を出せる人が増えていると代表戦でも感じるので、個々のレベルアップができている分、世界一が現実的に見えてくるようになっているとは感じます」と、ニールセン監督も掲げる世界一奪還への積み上げとしてコロンビア戦も重要な一戦になると話している。

　ニルス・ニールセン新監督就任後、初の日本での試合となるコロンビア女子代表戦は4月6日、14時キックオフ。テレビ朝日系列、ABEMAで生中継される。