なでしこ ブラジル遠征は“最強メンバー”で2年後の予行演習を ニールセン監督「事前の経験が役に立つ」

2025年5月20日(火)18時0分 スポーツニッポン

 日本サッカー協会は20日、ブラジル女子代表との国際親善試合(5月30日、6月2日=サンパウロ)に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバー23人を発表した。

 新戦力は今季WEリーグMVPのDF山本柚月(日テレ東京V)のみで、DF熊谷紗希(ロンドン・シティ)、MF長谷川唯(マンチェスター・シティ)ら常連組が名を連ねた。

 オンラインで会見したニルス・ニールセン監督は「ブラジルは非常に手強い相手ということで、準備ができている選手を中心に選んでいる」とメンバー選考について説明した。FIFAランキング5位の日本に対し、ブラジルは8位。昨夏のパリ五輪1次リーグで接戦を演じ、その後銀メダルを獲得した相手は、新生なでしこの現在地を図るには最適な相手と言える。

 また、指揮官はブラジルが27年W杯の開催地であることを強調し、「現時点でW杯に出場するかもしれない選手を選んでいる」と2年後の予行演習と位置づけ。1戦目の会場ネオ・キミカ・アレーナはW杯で使用するスタジアムとあって、「ブラジルはダンスをしたり、にぎやかなスタジアムで非常に手強いファンがいる。その中でいかに集中するか。事前に経験できることが今後の役に立つ」と遠征の意義を話した。

スポーツニッポン

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