4試合連続スタメン落ちのキム・ヘソン、韓国メディアが起用法に大不満 「週3、4回はスタメンのはずなのに」
2025年5月26日(月)12時57分 J-CASTニュース
複数の韓国メディアが2025年5月26日、大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属するキム・ヘソン内野手(26)の特集記事を公開し、デーブ・ロバーツ監督(52)の起用法に不満をあらわにした。
「右腕なのにまた...キム・ヘソン4試合連続スタメン落ち」
ドジャースは26日に敵地シティ・フィールドでニューヨーク・メッツと対戦し、1−3で敗戦。キムは4試合連続でスタメン落ちし、試合に途中出場する機会はなかった。
キムは、21日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦では、「9番・セカンド」でスタメン出場するも、2打数無安打1三振と振るわず、8回の打席で代打を送られた。
22日のダイヤモンドバックス戦でスタメンを外れると、24日からのメッツとの3連戦すべてにスタメン落ちした。
韓国の「逸材」の4試合連続スタメン落ちに、地元メディアは落胆を隠さなかった。
「OSEN」(ウェブ版)は、「右腕なのにまた...キム・ヘソン4試合連続スタメン落ち」とのタイトルで記事を展開した。
左打者のキムは、相手チームの先発が左投手だった場合、スタメンから外れることがあったが、今回は4試合中3試合が右投手だった。
「SPORTALKOREA」(ウェブ版)は、「週に3、4回は先発のはずなのに...打率0.395キム・ヘソン、また消えた...メッツ戦もベンチスタート『4試合連続』」とのタイトルで記事を公開した。
「ロバーツ監督の発言以降、出場機会はむしろ減った」
記事では、「わずか1週間前、デーブ・ロバーツ監督は、キム・ヘソンを1週間に半分以上は先発で起用すると明言した」と指摘し、こう続けた。
「20日のアリゾナ戦を控え、ロバーツ監督は『(トミー)エドマンに休息を与える時や、テオスカー・ヘルナンデスが体調を整える過程で、キム・ヘソンが試合に出る機会があるだろう』とし、『マイケル・コンフォートも今後2日に1日程度は休息を与える計画だ。そうなれば、自然とキム・ヘソンが出場する機会が生まれるだろう。おそらく週に3、4試合程度は先発で起用できるだろう』と話した」
同メディアは「ロバーツ監督の発言以降、出場機会はむしろ減ったようだ」と起用法に不満をあらわにし、「主に左投手が先発の時、スタメンを外されたキム・ヘソンは、右投手の時でもベンチを温めた」と嘆いた。
キムは5月4日に大リーグに昇格して以降、課題の打撃が絶好調で、持ち前の脚力も随所で見せている。18試合に出場し、打率.395、1本塁打、5打点、4盗塁を記録。出塁率と長打率を合わせたOPSは.925をマークしている。