ドジャースのキム・ヘソン、せっかくスタメン出場したのに「無安打&失策」...韓国メディア失望
2025年5月27日(火)11時39分 J-CASTニュース
大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属するキム・ヘソン内野手(26)が、2025年5月27日(日本時間)にプログレッシブ・フィールドで行われたクリーブランド・ガーディアンズに「9番・セカンド」でスタメン出場した。
「キム・ヘソンは3打数無安打に失策まで...」
キムは4試合連続でスタメンから外れ、21日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦以来のスタメン出場となった。
2回の第1打席は、1死1、2塁のチャンスに1塁ゴロに倒れた。第2打席は、2死1塁の場面で空振り三振。1死1塁で迎えた第3打席は、1塁ゴロだった。8回の攻撃では、代打を送られベンチに下がり、この日は3打数無安打だった。
守備では4回に失策を記録。1死走者なしの場面で、カイル・マンザード内野手(24)が放った球をエラーした。失点には結びつかなかったが、アピールポイントの守備での失策は、大きなマイナスとなった。
韓国の「逸材」とされるキムのスタメンを待ち望んでいた韓国メディアは、この日の結果に失望をあらわにした。
スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は、「大谷19号ホームランで単独首位、キム・ヘソンは3打数無安打に失策まで...」などのタイトルで記事を公開した。
「せっかく勝ち取ったスタメン出場の機会を生かせなかった」
同メディアは、この日、第1打席で19号本塁打を放った大谷翔平選手(30)を大々的に取り上げ、スタメン出場を果たすも結果を残せなかったキムを厳しい論調で報じた。
記事では、「せっかく勝ち取ったスタメン出場の機会を生かせなかった」と指摘し、こう続けた。
「守備でも失策を犯し、失望感を与えた。2−1でリードしていた4回裏1死後、カイル・マンザードの強襲打球を捕らえられず、後方に逸らしてしまった。打球は99.1マイル(約159キロ)のスピードで素早く転がり、キム・ヘソンの前で跳ね返り、体に当たって後ろに流れた。キム・ヘソンの今シーズン2つ目の失策。幸いにも失点にはつながらなかった」
マイナーで開幕を迎えたキムは、5月4日に大リーグに昇格。大リーグでは、課題の打撃が好調で、試合前までは打率.395と、高い数字を誇った。この日、3打数無安打に終わり、打率は.366まで落ちた。
チームは、大谷の活躍もあり7−2で快勝。先発のマウンドに上がった山本由伸投手(26)は、6回を投げ、3安打2失点(自責2)の好投で、今シーズン6勝目をマークした。