ドジャースのキム・ヘソン、「期待に応えられずベンチに戻った」スタメン落ちに韓国メディア辛口論調...前日スタメン出場も「無安打&失策」
2025年5月28日(水)12時10分 J-CASTニュース
大リーグのロサンゼルス・ドジャースは2025年5月28日(日本時間)、プログレッシブ・フィールドでクリーブランド・ガーディアンズと対戦し、スタメン落ちした韓国出身のキム・ヘソン内野手(26)は出場機会がなかった。
「右投手相手にまたもベンチ入り」
キムは、前日27日のガーディアンス戦で5試合ぶりに「9番・セカンド」でスタメン出場した。
打撃は3打数無安打(1三振)に終わり、守備では4回に失策を記録。ユーティリティープレイヤーとしてのアピールポイントである守備でミスを犯した。
スタメン復帰の翌日にスタメン落ち。複数の韓国メディアは、キムが置かれている現状について、辛口で論じた。
地元メディア「SPORTALKOREA」(ウェブ版)は、「『無安打沈黙+失策まで』キム・ヘソン、先発復帰1日で消えた...右投手相手にまたもベンチ入り」などのタイトルで記事を展開した。
記事では、「せっかく訪れた先発出場のチャンスを生かせなかったキム・ヘソンが、1日で再びベンチに戻った」と書き出し、厳しい論調で、こう続けた。
「大谷3試合連続砲 キム・ヘソンまた欠場」
「キム・ヘソンは27日のクリーブランド戦で、ようやく先発ラインナップに復帰した。21日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦以来、6日ぶりだった。9番・2塁手として出場した彼は、久しぶりに訪れたチャンスを生かせなかった。打席では3打数無安打1三振で沈黙し、守備では正面のゴロ打球を後方に逸らしてしまうミスを犯した」
そして、「結局、期待に応えられなかったキム・ヘソンは再びベンチに戻った。クリーブランドの先発が右腕であるにもかかわらず、先発ラインナップに名を連ねることができなかった」とした。
「スポーツ韓国」(ウェブ版)は、この日、20号本塁打を記録した大谷翔平選手(30)の活躍を称えつつ、キムの現状に言及した。
「大谷3試合連続砲 キム・ヘソンまた欠場」などのタイトルで記事を公開した。
記事では「ここ10日間でわずか1安打にとどまったキム・ヘソンは、右腕の先発にもかかわらず欠場し、まだ大リーグの生存競争中であることを確認することができた」と伝えた。
この日の試合は、2点リードの4回に大谷の今シーズン第20号2ランが飛び出すなど、ドジャース打線が13安打の猛攻で、9−5で勝利した。