バイエルン指揮官、セネガル代表FWに喝「彼は期待を下回っている」

　バイエルン・ミュンヘンを率いるトーマス・トゥヘル監督が、セネガル代表FWサディオ・マネ（31）について言及した。ドイツ『FT』が伝えた。

　2016年夏に加わったリバプールでプレミアリーグ優勝などに貢献したマネは、昨夏にバイエルンへ完全移籍。加入初年度の昨季は負傷離脱などもあり、ブンデスリーガ25試合に出場して7ゴール4アシストの成績で期待されていた活躍をすることはできなかった。

　ドイツ代表FWレロイ・ザネと衝突した際に顔を殴打するなど、クラブ内での立場が危ういマネに対して、トゥヘル監督は公の場で「彼は期待を下回っている。スタメンの座は彼にとって簡単ではない。選手もそれを知っているし、私やクラブの意見も知っている」と厳しい立場にあることを強調した。

　なお、マネにはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが在籍しているアル・ナスルが関心を示しており、すでに交渉を行ったとされている。ただ。バイエルンはリバプールから獲得時に支払った3200ユーロの移籍金を回収できるかは不透明となっている。