覇権奪還のバイエルン、パレス10番エゼ獲得に興味?契約解除金が存在も条件あり
2025年5月25日(日)18時30分 FOOTBALL TRIBE

日本代表DF伊藤洋輝が在籍するバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)は今季からバンサン・コンパニ監督が指揮。ブンデスリーガでは昨季王者のバイエル・レバークーゼン(同1部に13ポイント差をつけて2年ぶりにマイスターシャレを奪還した。
そのバイエルンは今夏にレバークーゼンからドイツ代表MFフロリアン・ビルツの獲得を標榜。しかし、同選手はリバプール(イングランド1部)と個人合意に至ったと報じられており、イングランド移籍が有力視されている。
イギリス『ミラー』によれば、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(イングランド1部)でプレーする日本代表MF三笘薫にも注目しているバイエルンはクリスタル・パレス(イングランド1部)のイングランド代表MFエベレチ・エゼ(26)の獲得に興味を持っている模様。バイエルンは昨夏にフランス代表MFミカエル・オリーズの取引をして以降、良好な関係を築いているようだ。
昨夏にマンチェスター・シティ(イングランド1部)などからの注目を浴びたエゼには今夏に6000万ポンド(約115億8,000万円)の契約解除金が存在しているという。ただ、複数クラブが依然として関心を示している同選手のリリース条項は移籍市場閉幕の約2週間前まで有効なようだ。
イングランド代表としても10キャップを刻むエゼは2020年夏にパレスへ加わると、切れ味鋭いドリブルを武器に今季はここまでプレミアリーグ33試合に出場して8ゴール8アシストを記録。先日にはクラブのFWカップ優勝に大きく貢献した同選手だが、初タイトルを置き土産にステップアップするのだろうか。