名将モウリーニョ監督が前田大然に関心？フェネルバフチェが交渉の準備か

　スコティッシュ・プレミアシップのセルティックで主力として存在感を放ち続ける日本代表FW前田大然。同選手は今2024/25/シーズンにリーグ優勝を果たしたセルティックにおいて、攻守両面での貢献ぶりが高く評価されており、欧州各国のクラブもその動向に目を光らせている状況だ。

　そんな中、トルコメディア『Takvim』の5月27日の報道によれば、トルコ1部スュペル・リグ所属のフェネルバフチェが、前田の獲得に関心を示しているという。同クラブの名将ジョゼ・モウリーニョ監督が攻撃陣の再編を求めており、クラブのスポーツディレクターであるマリオ・ブランコ氏が今夏の補強に向けた準備を進めているとされる。

　前田は今シーズン、セルティックで公式戦51試合に出場し33ゴール12アシストを記録しており、45ゴールに関与している。ウイングおよびセンターフォワードの両ポジションで起用されており、多様な役割をこなしながら得点に絡むプレーで存在感を示した。前田は2023年にクラブと契約を延長しており、現在の契約期間は2027年6月まで残っている。

　なお、フェネルバフチェがセルティックといつ交渉を開始するのか、またどのような条件でオファーを提示するのかは、現時点では明らかにされていない。ただし、フェネルバフチェのキャプテンであるFWドゥシャン・タディッチが夏に退団する見通しであり、代役候補として前田がリストアップされたようだ。

　前田の現在の推定市場価値は1100万ユーロ（ 約17億8,766万円）とされており、プレミアリーグのクラブなどからも獲得噂が絶えない状況だ。そのため前田がトルコに渡る可能性は極めて低いと予想されるが、名将モウリーニョ監督から声がかかれば事態は一変するのかもしれない。