モウリーニョ監督は、セルティックまたはレンジャーズで指揮をとる?
2025年3月6日(木)13時0分 FOOTBALL TRIBE

トルコ・シュペルリグに所属するフェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督が、将来的にスコティッシュ・プレミアシップの強豪セルティックやレンジャーズの監督を務める可能性があることを示唆した。3月7日のレンジャーズとのUEFAヨーロッパリーグ(EL)ベスト16第1戦を前に、英メディア『Sky Sports』で語っている。
62歳のモウリーニョ監督はフェネルバフチェで2026年までの契約を結んでおり、トルコでの仕事に集中していることを強調。しかし、90年代にスコットランドの北西部ラーグスで指導者資格を取得した同監督は、将来的にスコットランドで指揮を執ることに対して否定的ではないようだ。「今はその時ではない」としつつも、「将来的にはどうだろう?」と述べ、可能性を残した。
スコットランドリーグについては「セルティックとレンジャーズ2チームのリーグだと言う人もいるが、実際には情熱に満ちたリーグだ。サッカーにおいて情熱はすべてだ」と語り、情熱が自分にとって非常に重要であることを強調したモウリーニョ監督。「空っぽのスタジアムで指揮することに意味を感じない」とも述べ、サポーターやクラブの熱意が欠かせないと考えている。
さらに、「セルティックとレンジャーズはどちらも大きなクラブで、感情や責任、そして期待が大きい。それに興味を示さない理由はないだろう?」とし、スコットランドのトップクラブで指揮を執ることについて前向きな考えを示した。
しかし、現時点、セルティックではブレンダン・ロジャース監督が、レンジャーズではバリー・ファーガソン監督が指揮をとっており、「彼らを尊重しているし、新しい仕事を探しているわけではない」ということも強調している。