シトロエン、かけるだけで乗り物酔いが解消する眼鏡を欧州で発表。その名も『シートロエン』
シトロエンは、かけるだけで乗り物酔いが解消すると謳う眼鏡『SEETROEN(シートロエン)』を発表。ヨーロッパでは99ユーロ(約1万3000円)で発売されている。
7月も中旬を過ぎ、夏休みに向けてクルマや新幹線、飛行機などを使ってレジャーに出かける計画を立てている方も多いはず。そんな長距離移動の際、読書やスマートフォンで時間をつぶしている人も多いだろうが、悩みのタネになるのが乗り物酔いだろう。
シトロエンによれば、ヨーロッパ圏ではおよそ3000万人以上、3人にひとりの割合で一度は乗り物酔いを経験した人がいるといい、そんな人々を乗り物酔いから救うべく、シートロエンの開発に着手したとのこと。
シートロエンの開発に際し、シトロエンは南フランスのベンチャー企業『ボーディング・リング』と提携。同社が販売している乗り物酔い解消用眼鏡の技術を応用した。
このシートロエンは一般的な眼鏡のように両目の部分にひとつずつ、さらに左右にひとつずつの計4つの穴が空いた特殊な形状。各穴にはブルーに着色された液体が半周分入れられている。
使い方は乗り物酔いの初期症状が現れたら、このシートロエンを10〜12分程度装着して、読書などを続けるだけとシンプル。これで辛い乗り物酔いが解消されるというのだ。
シートロエンの肝となっているのは、各穴に入れられた液体。この液体は揺れる車内で動き続け、この動きが内耳に作用。装着者が本やスマートフォンの画面など動かない物体に注意を向けている間に、内耳の感覚がリセットされて平衡感覚の乱れが整い、乗り物酔いから解放されるとのこと。
これはボーディング・リングが特許を取得している技術で、フランスの研究機関で95%の有効性が確認されているという。
このシートロエンはヨーロッパのシトロエンウェブサイトで99ユーロで販売中。現時点で日本でも発売されるかは不明だが、乗り物酔いに悩まされている方にとっては気になるアイテムだろう。
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