インディカーに参戦するデイル・コイン・レーシング、アルボンへの関心を認める。1年以上に渡る話し合いも
NTTインディカー・シリーズに参戦するデイル・コイン・レーシングのチームオーナーであるデイル・コインは、2022年に向けて、レッドブルF1のリザーブドライバーを務めるアレクサンダー・アルボンに関心を持っていることは“間違いない”と述べている。アルボンはアメリカでのインディカー参戦に意欲を見せているのだ。
アルボンは先週末、インディアナポリスで開催されたインディカー第12戦のパドックを訪問し、今年からインディカーに参戦しているロマン・グロージャン(デイル・コイン・レーシング)と会い、それに加えていくつかのチームを訪問していた。
アルボンの今シーズン唯一のレーシングプログラムとしては、DTMドイツツーリングカー選手権にスポット参戦しているだけだ。だが2022年にF1グリッドに復帰できるチャンスは現在のところ非常に少ない。アルボンは来年の選択肢を比べてみるためにインディカーへ探索の旅に出たのだ。
「彼には長年関心を抱いており、1年以上話をしている。彼も確かに興味を持っているよ」とコインは語った。コインは今年初め、ルーキーとしてグロージャンをインディカーへ首尾よく引き抜いた。
「ロマンは我々にとって素晴らしいセールスマンだ。我々がチームとして何ができるかを示してくれる。彼はまたインディカーの最高のセールスマンでもある。彼とアレックスはかなり長い時間話をしていたよ」
「彼らはこのシリーズがどれだけ良いものか、こうしたマシンでどれだけ競争力を発揮できるか、これらのマシンを自然にかつ本能的にドライブするのはどういう感じかということについて話していた。すぐにでも参入できるだろう。(クリスチャン・)ルンガーがそうだったようにね」
「ロマンは彼に、インディカーはおもしろいと話していた。プレッシャーはずっと低く、チームやチームオーナー、ドライバー間の関係はさらにいいとね」
「またアレックスは、チームがひとりのドライバーをナンバーワンにして、残りを花嫁付添人扱いしないことを気に入っていると思う。それがアレックスが経験したことだろう?」
「とにかく、彼らがF3やF2、特にF1のプレッシャーに慣れているのなら、インディカーでは新鮮な空気を吸えることが分かるだろう。コース、ピットレーン、エンジニアリングトレーラーで行われているのはハードワークだ。政治活動やプレッシャーではない」
コインはアルボンに対しインディカーのメリットと本質を宣伝した一方で、アルボンの2022年シーズンについての核心にはまだ話が至っていないと語った。
「我々はまだ詳細についての話はしていない。彼は多くの人たちと話し、週末を楽しんでいた」
「だが2022年に向けて彼に関心があるかと言われれば、それは間違いなくそうだ」
「インディカー」をもっと詳しく
「インディカー」のニュース
-
マクラフランが最速。ペンスキー勢がフロントロウ確保【順位結果】2024インディカー第3戦バーバー 予選総合4月28日8時58分
-
インディカー開幕戦で違反が発覚。勝者ニューガーデン含むペンスキー勢が失格、オワードが繰り上がりウイナーに4月25日0時19分
-
インディカー初参戦のテオ・プルシェールが次戦も続投へ。「彼の戦い方に感銘を受けた」とチーム代表4月24日21時26分
-
佐藤琢磨が日本人初のインディカーウイナーとして殿堂入り。初優勝の地ロングビーチに記念板が埋め込まれる4月24日3時2分
-
先行ピットインを決めたディクソンが逆転勝利。初参戦プルシェールは11位完走/インディカー第2戦4月22日16時58分
-
【順位結果】2024年NTTインディカー・シリーズ第2戦ロングビーチ 決勝4月22日16時42分
-
ローゼンクヴィストが移籍後初ポール【順位結果】2024年NTTインディカー・シリーズ第2戦ロングビーチ 予選総合4月21日11時48分
-
SFドライバーのテオ・プルシェールがインディカー参戦決定。第2戦ロングビーチでマクラーレンから代役出走へ4月19日0時30分
-
FIA F2参戦のプレマ・レーシングが2025年インディカー参戦を表明。シボレー陣営に加わる4月10日11時33分
-
アレックス・パロウが初開催のミリオンダラー・チャレンジを勝利。優勝賞金50万ドルを手にする/インディカー3月25日11時55分