「外野手としても十分な能力」大谷翔平のFA契約に米メディアが見解「史上最高の契約は複数」
ア・リーグ本塁打王を独走する大谷は、もちろん打者だけでもMLBトップクラスの価値がある(C)Getty Images
エンゼルスの大谷翔平は右肘内側側副靱帯(じんたい)損傷が発覚したことにより、残りの試合は打者一本で試合に出場する。今回の怪我の影響は、プレーオフ進出の瀬戸際に立たされているチームだけでなく、大谷自身の契約にもその余波を受けかねない。
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大谷は今シーズンのオフにフリーエージェントになるため、争奪戦が起きることが予想され、最高ランクの契約を結ぶのではないかと今から話題が絶えない。怪我の影響によって契約内容も大きく変動しそうではあるが、米メディアの『AP通信』のデビット・ブラント記者は前向きな見解を見せている。
同氏の記事では「複数回のトミー・ジョン手術を受けて成功している投手は非常に少ない」と指摘。大谷は今回の怪我を治すために自身二度目のトミージョン手術を受ける可能性がある。手術を受ける場合、来季はほぼ投手として出場することができず、仮にマウンドに立ててもこれまでのようなパフォーマンスを発揮できるかどうかはわからない。
やはり投手として大谷を計算することは難しく、「今後の数シーズンは大谷がマウンドに立つことはボーナスとして考える必要がある」という。
とはいえ、打者一本であっても大谷はとても魅力的な存在と考えており、「MLB史上最高の契約を準備をしているチームが複数存在する可能性は高い」と指摘。その理由として「週に1回ピッチングする必要がない場合、ヒッティングの数字がさらに向上する可能性もある」と打者に専念することによって今以上の打撃成績が期待できるとまとめた。
加えて、「外野手としても十分な運動能力を持っており、もし彼自身がその方向に進むことを決意した場合、素晴らしい野手になることができる」と5ツールプレイヤーとして活躍できると期待を寄せた。
投手としてのキャリアが不透明になっても評価が落ちる気配を見せない大谷はさすがとしか言いようがない。怪我をしてもなおそのすごさを見せる大谷はやはりスーパースターと言って良い。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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