大谷翔平 特大10号も「毎回ああいう本塁打打てるわけではない。どこまで飛んでも一緒」安定感向上誓う
2025年5月7日(水)11時25分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース—マーリンズ(2025年5月6日 マイアミ)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。2打席凡退して迎えた第3打席に今季2度目の2戦連発となる今季10号を放った。第4打席は同点の適時二塁打を放ち、3試合ぶりのマルチ安打をマークした。大谷が2度の同点打を放つ活躍を見せたが、チームはタイブレークの延長10回にサヨナラ負けを喫した。
試合後、大谷は取材対応。負傷者リスト(IL)入りしたT・ヘルナンデス不在の中で競り負けたことについて問われると「もちろん全員が最後までケガなくできればそれに越したことはないですけど、必ず長いシーズン抜けるときは短いのか長いのか別としてそういう時はくる。そういう意味では今日勝ちたかった。最後ああいう形になってしまって、もう少し早めに攻めながら点を取っていればまたちょっと違う形になった」と悔しがった。
打撃の状態については「基本的にバランス良く立って、後は自分の体に任せているのが理想の形。そういう打席が多いわけではないですし、そこでシチュエーションによってセンターを狙うのか引っ張るのか工夫次第で確率が上がると思います」と説明した。
悔いの残る打席を問われると「強いて言えば最後の打席は出塁に重きを置いて。もちろん長打で二塁までいければいいですけど、出塁でも十分。2死なので振りたくなるところですけど、丁寧に打席をつくっていっても良かった。決して間違いではないですけど、それでも良かったのかなと思います」と振り返った。
現在の打撃の形については「毎回ああいうホームランが打てるわけではない。そういうのを求めていくと振れ幅やバッティングの幅が狭くなってしまうので、基本的にはホームランになるようなスイングはしますけど、どこまで飛んでも一緒なので。いいバッティングができれば必然的にギリギリでもホームランになってくれる角度でのボールが増えてくるかなと思います」と話した。