ド軍指揮官 大谷翔平の2階席への特大10号は123mと発表も「もっと遠くに飛んでいたように思った」

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　◇ナ・リーグ　ドジャース4—5マーリンズ（2025年5月6日　マイアミ）

　ドジャースの大谷翔平投手（30）が6日（日本時間7日）、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。2打席凡退して迎えた第3打席に今季2度目の2戦連発となる今季10号を放った。第4打席は同点の適時二塁打を放ち、3試合ぶりのマルチ安打をマークした。大谷が2度の同点打を放つ活躍を見せたが、チームはタイブレークの延長10回にサヨナラ負けを喫した。

　試合後、大谷は取材対応。現在の打撃の形については「毎回ああいうホームランが打てるわけではない。そういうのを求めていくと振れ幅やバッティングの幅が狭くなってしまうので、基本的にはホームランになるようなスイングはしますけど、どこまで飛んでも一緒なので。いいバッティングができれば必然的にギリギリでもホームランになってくれる角度でのボールが増えてくるかなと思います」と話した。

　デーブ・ロバーツ監督は大谷とフリーマンの一発について言及。「翔平はこの球場で本当に良い感覚を持ってプレーしていますし、フレディも非常にいい野球を続けています。今日は2人とも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。我々としても試合終盤に追い上げることができましたが、残念ながらあと一歩届きませんでした」と振り返った。

　大谷が2階席まで運んだ本塁打の飛距離はスタットキャストでは403フィート（約122.8メートル）と発表された。報道陣からもっと飛んでいたのではと問われた指揮官は「ホームランの飛距離の数字って、正確なのかどうか分からない時があります。実際に見た感じや感覚と、発表された距離が一致しないこともあります。今日の翔平のホームランも、記録よりもっと遠くに飛んでいたように思いました」と話した。