F1中団トップを目指すマクラーレン代表「一貫したパフォーマンスを発揮できないことが今の問題点」
2020年F1シーズン中盤戦、ルノーとマクラーレンは接戦を繰り広げ、一戦ごとに力関係が変化している。
第7戦ベルギーGPでルノーは23ポイント、マクラーレンは6ポイントを獲得した。1週間後のイタリアGPでは、ルノーは12ポイント、マクラーレンは30ポイント、その翌週のトスカーナGPでは、ルノーは12ポイント、マクラーレンは8ポイント獲得という結果だった。
9戦を終え、マクラーレンはコンストラクターズ選手権で106ポイントを獲得して3位につけており、次いで92ポイントのレーシングポイントが4位、83ポイントのルノーは5位に続いている。
「我々はマシンが常に高いレベルのパフォーマンスを発揮できるように懸命に作業をしている」とマクラーレンのチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは語った。
「チームとして各週末を分析し、方向性や開発面で次にどちらに進んだらいいのかを理解しようとしている。例えばスパとモンツァを比べると、わずか1週間で我々とルノーの間で力関係が変化した。結局のところダウンフォースレベルの問題ではないと私は考えている」
「路面や環境も多少影響するものの、最終的にはマシンの最大の力を引き出すことが重要だ」
「我々のマシンは追い風に非常に敏感であることは分かっている。現状、コンマ1からコンマ3秒の差が予選で5番手になるのか12番手になるのかの違いを生むということを忘れるべきではない。今はそういう状況のなかで中団の戦いが行われているのだ。つまり目標は明らかだ。パフォーマンスの点で一歩前進するようなマシンを開発する必要があるのだ」
「この点で我々はメルセデスを称賛している。彼らのマシンはどのコースでも好パフォーマンスを発揮し、毎週末、優れた結果を出すことができる。彼らにも得意なコースと苦手なコースがあるが、コンマ3秒遅いコースがあったとしても、それほど大きな問題ではない。それでも予選と決勝でワンツーを決めることができるからだ」
「我々が今年マシンを大きく進歩させることができたのは明らかだ。だが今、次のステップに進まなければならないこともはっきりしている」
「マクラーレン」をもっと詳しく
「マクラーレン」のニュース
-
【F1第6戦マイアミGP決勝の要点】ノリス初優勝の要因はセーフティカーのみならず。健闘を支えたアップデート5月6日8時34分
-
【ギャラリー】2024年F1第6戦マイアミGP5月6日7時48分
-
マクラーレンのランド・ノリスが参戦110戦目にしてF1初優勝。角田裕毅7位【決勝レポート/第6戦マイアミGP】5月6日6時48分
-
【順位結果】2024年F1第6戦マイアミGP決勝5月6日6時36分
-
アルピーヌF1、マクラーレンを離れたサンチェスの獲得を正式発表。“3本柱アプローチ”の技術部門を監督へ5月2日18時46分
-
セナ追悼イベントの一環で、ベッテルがマクラーレンMP4/8のデモランを実施へ/F1エミリア・ロマーニャGP5月2日18時0分
-
レッドブルF1はノリス&ピアストリへの関心を明かすも、2026年まで契約のあるふたりは「短期的には選択肢にならない」4月29日18時0分
-
平川亮が驚いたF1マシンの速さとブレーキ。マクラーレンでのテストにはWECやSFの経験が活きる部分も4月27日17時56分
-
「カッコイイの相乗効果」元キンプリ・岩橋玄樹、マクラーレンとのツーショットに反響! 「震える」4月26日12時45分
-
インディカー初参戦のテオ・プルシェールが次戦も続投へ。「彼の戦い方に感銘を受けた」とチーム代表4月24日21時26分
スポーツニュースランキング
-
1J1広島巡り安芸高田市長から反論。新潟スポンサー社長がX閉鎖へ「悲しい」 FOOTBALL TRIBE
-
2大谷翔平の驚がく2本塁打に地元メディア「国の宝だ」「1ドルたりとも無駄にしない価値がある」 スポーツ報知
-
3息できてるか…? 大谷翔平、特大アーチを打った瞬間に“異変”が起きた…!? 相手投手の“動き”がヤバすぎると話題に「秒で確信」「この打球ならしょうがない」 ABEMA TIMES
-
4これは反則レベル!大谷翔平、中継カメラがとらえたヤバすぎる“数秒間” 特大アーチ直後に見せた一瞬の“表情”にファン騒然「秒で確信したな」「なんだ、ただの神か…」 ABEMA TIMES
-
5バドミントン桃田賢斗「泣きそうになりながら、こらえた。もうやり残したことはない」トマス杯が終了し日本代表引退 スポーツ報知