設営日にMarc VDSのピットで火災も、迅速な消火と再建で被害は最小限。FP1ではロウズ、アルボリーノともに走行/MotoGP第16戦日本GP
栃木県のモビリティリゾートもてぎで2022年のMotoGP第16戦日本GPの設営が行われた9月22日、ELF Marc VDS Racing Teamのピットで火災が発生。しかし、幸いにもすぐに消火されたため23日からのセッションに影響はなくサム・ロウズ、トニー・アルボリーノの両ライダーともに走行を行っている。
3年ぶりに開催されているMotoGP日本GPだが、レースウイーク前日の22日は各チームがマシンや機材をピット内に設営する準備日となった。夕方にはほとんどのチームが設営を終え、夜になるとホテルに戻るチームのスタッフも見られた。
そんな最中、ELF Marc VDS Racing Teamのピットから煙が上がり、火災が発生。現地にいた人たちがすぐに消火に取り掛かったため、パーテーションや床が燃える被害に留まった。
ELF Marc VDS Racing Teamのマシンも外に出されていたため問題はなく、左隣のアプリリア、右隣のスズキのピットも被害はなかったようだ。
チームはプレスリリースを発行して、火災の理由を「ガレージ内に雨水が入り、床に置いてあった充電器がショートしたため」だと説明した。
また、「幸いなことに、そこにいたすべてのパドックの人々、サーキットのセキュリティとサーキットの消防士によって行われた素晴らしい仕事のおかげで、損害は最小限に抑えられた」と続けた。
「ELF Marc VDS Teamは、パドックのすべての同僚がしてくれた作業と多大な手助けに公に感謝したいと考えている。スズキは私たちと協力してガレージを自分たちのものであるかのように清掃して再構築してくれた」
「チームメンバー全員が無事で、ガレージが再建されたので、日本GPを開始する準備が整った」
プレスリリースでもあるように、最小限の被害だったため、23日のFP1はロウズ、アルボリーノともに走行を行っている。
「MotoGP」をもっと詳しく
BIGLOBE旅行 都道府県民限定プランのご紹介♪
「MotoGP」のニュース
-
MotoGP:2027年に1000ccから850ccへマシン規則変更。空力パーツは50mm削減、車高調整デバイスは禁止5月6日19時22分
-
MotoGPカザフスタンGPが洪水被害で延期。2024年後半戦での開催を目指し調整へ5月3日18時23分
-
ヤマハ「大きく変更したシャシーをテスト」。ホンダ「進むべき方向性がわかった」/MotoGPヘレス公式テスト5月2日5時0分
-
ラウル・フェルナンデス、初乗りRS-GP24に好感触「少しの変更でコンマ数秒を縮めることができる」/MotoGPヘレステスト5月1日19時33分
-
ヤマハ、新アイテムを投入に「次戦でいくつか使う」初めての“劇的な変化”に好感触/MotoGPへレステスト4月30日14時55分
-
ヨハン・ザルコ、ホンダの試作マシンは「まだ一歩を踏み出したと言えない」/MotoGPへレステスト4月30日13時30分
-
【タイム結果】2024MotoGPヘレス公式テスト4月30日1時14分
-
優勝争いで再び激突した二人の王者。勝負に備えたバニャイアとタイヤが限界を迎えたM.マルケス/第4戦スペインGP4月29日15時15分
-
ダニ・ペドロサ、決勝では転倒もKTM RC16の「何を変える必要があるのかを考えたい」/第4戦スペインGP4月29日10時5分
-
バニャイア、前年度王者らしい走りで今季2勝目「最後のラップに余裕を持って完璧に管理できた」/第4戦スペインGP4月29日8時28分