設営日にMarc VDSのピットで火災も、迅速な消火と再建で被害は最小限。FP1ではロウズ、アルボリーノともに走行/MotoGP第16戦日本GP

2022年9月24日(土)10時0分 AUTOSPORT web

 栃木県のモビリティリゾートもてぎで2022年のMotoGP第16戦日本GPの設営が行われた9月22日、ELF Marc VDS Racing Teamのピットで火災が発生。しかし、幸いにもすぐに消火されたため23日からのセッションに影響はなくサム・ロウズ、トニー・アルボリーノの両ライダーともに走行を行っている。


 3年ぶりに開催されているMotoGP日本GPだが、レースウイーク前日の22日は各チームがマシンや機材をピット内に設営する準備日となった。夕方にはほとんどのチームが設営を終え、夜になるとホテルに戻るチームのスタッフも見られた。


 そんな最中、ELF Marc VDS Racing Teamのピットから煙が上がり、火災が発生。現地にいた人たちがすぐに消火に取り掛かったため、パーテーションや床が燃える被害に留まった。

火災があったELF Marc VDS Racing Teamのピット/2022MotoGP第16戦日本GP


 ELF Marc VDS Racing Teamのマシンも外に出されていたため問題はなく、左隣のアプリリア、右隣のスズキのピットも被害はなかったようだ。


 チームはプレスリリースを発行して、火災の理由を「ガレージ内に雨水が入り、床に置いてあった充電器がショートしたため」だと説明した。

火災があったELF Marc VDS Racing Teamのピット/2022MotoGP第16戦日本GP


 また、「幸いなことに、そこにいたすべてのパドックの人々、サーキットのセキュリティとサーキットの消防士によって行われた素晴らしい仕事のおかげで、損害は最小限に抑えられた」と続けた。


「ELF Marc VDS Teamは、パドックのすべての同僚がしてくれた作業と多大な手助けに公に感謝したいと考えている。スズキは私たちと協力してガレージを自分たちのものであるかのように清掃して再構築してくれた」


「チームメンバー全員が無事で、ガレージが再建されたので、日本GPを開始する準備が整った」


 プレスリリースでもあるように、最小限の被害だったため、23日のFP1はロウズ、アルボリーノともに走行を行っている。

Moto2:サム・ロウズ(ELF Marc VDS Racing Team)/2022MotoGP第16戦日本GP FP1
Moto2:トニー・アルボリーノ(ELF Marc VDS Racing Team)/2022MotoGP第16戦日本GP FP1

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