ニューカッスルが21シーズンぶりにCLで白星! 大量4得点でPSGを粉砕
サッカーキング2023年10月5日(木)7時3分
ニューカッスルがホームでCL初勝利を挙げた[写真]=Getty Images
4日、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節が開催され、ニューカッスルとパリ・サンジェルマン(PSG)が対戦した。
今シーズン序盤の不調から完全に立ち直ったニューカッスル。直近の公式戦5試合はすべて無失点での負けなし(4勝1分)となっており、この試合でもクリーンシート達成に期待がかかる。注目のDFラインには、ケガで戦列を離れているスヴェン・ボトマンに代わり、キャプテンマークを巻くジャマール・ラッセルズが入った。
対するPSGは、直近のリーグ・アンの試合でクレルモンとスコアレスドローに終わったものの、こちらも公式戦3試合連続無失点と調子は上向き。CLでは前節ドルトムント相手に勝利を収めており、‟死の組”突破に向けて好スタートを切っていた。
試合は開始間もない5分、PSGに最初のビッグチャンス。ニューカッスルのハイプレスを自陣でいなし一気にボールを前線へ運ぶと、最後はキリアン・エムバペから逆サイドのウスマン・デンベレへ見事なラストパスが渡る。ファーサイドで完全にフリーとなっていたデンベレはこれを左足のボレーで叩くも、狙いすましたシュートは枠のわずか左へ外れ、いきなりの先制点とはならなかった。
ホームの大声援を受けるニューカッスルは17分、相手のミスから均衡を破る。高い位置からのプレスで相手主将マルキーニョスのパスミスを誘うと、カットしたボールは直接ゴール前のアレクサンデル・イサクの元へ。ダイレクトで放ったこのシュートは一度はGKジャンルイジ・ドンナルンマの正面を突くも、跳ね返りに詰めていたミゲル・アルミロンが冷静に押し込み、対角のサイドネットを揺らした。
序盤の先制点で勢いづくニューカッスルは39分にも追加点。敵陣右サイドで得たフリーキックの流れから、最後はブルーノ・ギマランイスの山なりのクロスボールに長身のダン・バーンが打点の高いヘディングで合わせる。GKドンナルンマに弾かれたかに見えたこのシュートはゴールラインを割っており、直前のブルーノ・ギマランイスのオフサイド判定を確認するVARチェックの結果、正式にゴールが認められた。
後半に入ってもニューカッスルの勢いは止まらない。ハーフタイム明けすぐの50分にはペナルティエリア(PA)内でキーラン・トリッピアーのスルーパスを受けたシーン・ロングスタッフが角度のないところから右足を振り抜く。強烈なシュートはGKドンナルンマの右手を弾きゴールに吸い込まれた。
3点のビハインドを背負ったPSGは56分にリュカ・エルナンデスのゴールで1点を返す。ワレン・ザイール・エムリの浮き球のパスに合わせてPA内へ走りこむと、頭でコースをわずかに逸らしてゴールネットを揺らし、ニューカッスルの連続無失点記録に土をつけた。
2点目を模索するPSGだったが、それでもニューカッスルは後半アディショナルタイム1分に試合を決定づける4点目。ファビアン・シェアが敵陣での果敢なディフェンスでボールを奪取すると、ジェイコブ・マーフィーとのパス交換から、最後は足を滑らせながらもPA外から見事なミドルシュートを放つ。絶妙なカーブのかかったボールがゴールマウスに突き刺さり、ニューカッスルのCL初勝利に花を添えた。
試合はその後間もなく終了。ホームでの4得点で難敵PSGを粉砕したニューカッスルが、CLで21シーズンぶりとなる白星でグループFの首位に躍り出た。
次節、ニューカッスルは25日にホームでドルトムントと、PSGは同じく25日ホームでミランと対戦する。
【スコア】
ニューカッスル 4-1 PSG
【得点者】
1-0 17分 ミゲル・アルミロン(ニューカッスル)
2-0 39分 ダン・バーン(ニューカッスル)
3-0 50分 シーン・ロングスタッフ(ニューカッスル)
3-1 56分 リュカ・エルナンデス(PSG)
4-1 90+1分 ファビアン・シェア(ニューカッスル)
今シーズン序盤の不調から完全に立ち直ったニューカッスル。直近の公式戦5試合はすべて無失点での負けなし(4勝1分)となっており、この試合でもクリーンシート達成に期待がかかる。注目のDFラインには、ケガで戦列を離れているスヴェン・ボトマンに代わり、キャプテンマークを巻くジャマール・ラッセルズが入った。
対するPSGは、直近のリーグ・アンの試合でクレルモンとスコアレスドローに終わったものの、こちらも公式戦3試合連続無失点と調子は上向き。CLでは前節ドルトムント相手に勝利を収めており、‟死の組”突破に向けて好スタートを切っていた。
試合は開始間もない5分、PSGに最初のビッグチャンス。ニューカッスルのハイプレスを自陣でいなし一気にボールを前線へ運ぶと、最後はキリアン・エムバペから逆サイドのウスマン・デンベレへ見事なラストパスが渡る。ファーサイドで完全にフリーとなっていたデンベレはこれを左足のボレーで叩くも、狙いすましたシュートは枠のわずか左へ外れ、いきなりの先制点とはならなかった。
ホームの大声援を受けるニューカッスルは17分、相手のミスから均衡を破る。高い位置からのプレスで相手主将マルキーニョスのパスミスを誘うと、カットしたボールは直接ゴール前のアレクサンデル・イサクの元へ。ダイレクトで放ったこのシュートは一度はGKジャンルイジ・ドンナルンマの正面を突くも、跳ね返りに詰めていたミゲル・アルミロンが冷静に押し込み、対角のサイドネットを揺らした。
序盤の先制点で勢いづくニューカッスルは39分にも追加点。敵陣右サイドで得たフリーキックの流れから、最後はブルーノ・ギマランイスの山なりのクロスボールに長身のダン・バーンが打点の高いヘディングで合わせる。GKドンナルンマに弾かれたかに見えたこのシュートはゴールラインを割っており、直前のブルーノ・ギマランイスのオフサイド判定を確認するVARチェックの結果、正式にゴールが認められた。
後半に入ってもニューカッスルの勢いは止まらない。ハーフタイム明けすぐの50分にはペナルティエリア(PA)内でキーラン・トリッピアーのスルーパスを受けたシーン・ロングスタッフが角度のないところから右足を振り抜く。強烈なシュートはGKドンナルンマの右手を弾きゴールに吸い込まれた。
3点のビハインドを背負ったPSGは56分にリュカ・エルナンデスのゴールで1点を返す。ワレン・ザイール・エムリの浮き球のパスに合わせてPA内へ走りこむと、頭でコースをわずかに逸らしてゴールネットを揺らし、ニューカッスルの連続無失点記録に土をつけた。
2点目を模索するPSGだったが、それでもニューカッスルは後半アディショナルタイム1分に試合を決定づける4点目。ファビアン・シェアが敵陣での果敢なディフェンスでボールを奪取すると、ジェイコブ・マーフィーとのパス交換から、最後は足を滑らせながらもPA外から見事なミドルシュートを放つ。絶妙なカーブのかかったボールがゴールマウスに突き刺さり、ニューカッスルのCL初勝利に花を添えた。
試合はその後間もなく終了。ホームでの4得点で難敵PSGを粉砕したニューカッスルが、CLで21シーズンぶりとなる白星でグループFの首位に躍り出た。
次節、ニューカッスルは25日にホームでドルトムントと、PSGは同じく25日ホームでミランと対戦する。
【スコア】
ニューカッスル 4-1 PSG
【得点者】
1-0 17分 ミゲル・アルミロン(ニューカッスル)
2-0 39分 ダン・バーン(ニューカッスル)
3-0 50分 シーン・ロングスタッフ(ニューカッスル)
3-1 56分 リュカ・エルナンデス(PSG)
4-1 90+1分 ファビアン・シェア(ニューカッスル)
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