周冠宇が自身初のファステストラップ「この先に向けて自信を持つことができる」/アルファロメオ F1日本GP決勝
2022年F1第18戦日本GPの決勝レースで、アルファロメオF1チーム・オーレンのバルテリ・ボッタスは15位、周冠宇はウエットコンディションで自身初のファステストラップを記録したものの16位でレースを終えた。
バルテリ・ボッタス(アルファロメオF1チーム・オーレン)
決勝=15位
12番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ウエット→インターミディエイト
今日のコンディションは、特にレース序盤はとても難しいものだった。僕の順位では視界が悪かったから最初の数周はかなりリスクが高く、少々危なっかしい状態だったけど、特にコースが少し乾いてからは僕たちはいいペースを出せているように思えた。
でも、残念ながら今日はオーバーテイクが難しかった。ほとんどのドライバーがオーバーテイクに苦戦していたと思う。レースの大半を(ケビン・)マグヌッセンの後ろで足止めされていたのは残念だった。
それでもこの週末にはポジティブなことがいくつかあった。昨日は予選Q3進出まであとほんの少しのところだったから、よかったよ。小さな改善だけど、シーズンの残りのレースでも目指さなければいけないことだ。
そのように目標を積み重ねていき、次戦のオースティン(アメリカGP)でもいい予選ができるよう期待している。アメリカGPには追加のアップグレードをマシンに投入する予定だ。
周冠宇(アルファロメオF1チーム・オーレン)
決勝=16位
14番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ウエット→インターミディエイト→インターミディエイト
ポイントを獲得できなかったとはいえ、今週末にはポジティブな収穫があった。トップ集団にすごく近いところで良いペースを発揮できたことはよかった。それに僕は鈴鹿サーキットは初めてで、週末の間にたくさんのことを学んだよ。全体的に、天気が変わりやすくて視界がとても悪い日曜日だったね。
スタートではヘアピンでスピンしてしまった。だから最後尾から追い上げていかなければならなかった。(赤旗中断後の)リスタートでは、ふたつの方法しかなかった。1周目でインターミディエイトに変えるためにピットストップをするか、もしくはもっと雨が降るのを期待してステイアウトする(コースに残る)かだ。
僕はかなり(隊列から)離されていたけど、前方のマシンからたくさんの水しぶきが飛んできていたから、最善の選択はウエットでステイアウトすることだと感じていた。実際にそうしたんだけど、明らかにインターミディエイトの方が速くて、賭けに負けたことが分かった。
それでも僕たちは力を尽くして、初めてのファステストラップを記録することができた。この先に向けて自信を持つことができるよ。
日本GPに持ち込んだアップグレードはポジティブに見える。でも、それをきちんと理解するにはまだ時間がかかるだろうね。
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